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コミュニケーション能力を高めるために必須の『共感力』とは?

投稿日・更新日 2019年11月1日

コミュニケーション能力を高めたい。と言う方に…

 

コミュニケーション能力を高めるには、

共感力も必須!

 

では…共感力とは何か?

間違いがちな『共感』と

共感力を高めるためにできることをお伝えしていきます。
 

 
 《記事の内容》

 

 1.共感とは?

  1-1.間違った共感

  1-2.本当の共感とは?

  1-3.ビジネスにも必須の共感力

 2.共感力を身につける3つの方法

  2-1.主語を変える

  2-2.相手の着ぐるみを着る

  2-3.能力を磨く

 

自分にも、他人にも、やさしいコミュニケーションを!

心理玩具クリエイターのひめさとこです。

 

コーチングツール「すまいるすごろく」

アドラー心理学を学ぶ「あどらーすごろく」などの

楽しみながら、学べるオリジナル商品を開発しています。

 

 

 

1.共感とは?

 

共感とは…

他人の考え・主張に、全くそうだと感ずること。

その気持。同感。

…が、これだけだと…間違った解釈をしている方も多いかも?

  

1-1.間違った共感

  

「つらいの~」

『わかる~』

よくありがちな光景ですが…

これは、共感とは言えません。

  

わかったつもりになっているだけです。

勝手に想像しているだけなんです。

  

相手の話していることを聞きながら…

自分の似たような過去を思い出し、

それと一緒だろうと想像しているのです。

  

他人の考え・主張に、全くそうだと感ずること。の

全くそうだと勝手に感じているだけで、

本当に、100%理解しようとしたうえで、

全くそうだと感じているのではないのです。

  

  

1-2.本当の共感とは?

    

間違った共感が、自分の似た過去を思い出すのに対して、

本当の共感とは…

今の相手になりきって、感じようとすることです。

    

出来事を相手がどう捉えているのか?

その出来事をどう感じているのか?

相手が何を大事にしているからなのか?

  

自分自身も、自分の過去の経験も脇に置いて、

目の前の相手になりきって感じようとすることです。

    

  

1-3.ビジネスにも必須の共感力

  

当たり前ですが…

人それぞれ、価値観は違います。

  

その相手の価値観を理解し、

相手が必要とするものを提供するのがビジネスです。

  

ビジネスで成果が出ない時は、

自分の価値観を

相手に押し付けようとしているのかもしれません。

  

 ある美容院に行った時のことです。

  

 「金髪にしてください」と言った私に対して

 『ブリーチは痛むから、やめた方がいいですよ』

 お店の方は、そうおっしゃいました。

  

 数十分後…

 驚くべきことに、私の髪は、真っ黒になっていました。 

  

実際にあった出来事です。

  

お客である私の価値観と、

お店の方の価値観が全く違うのがわかりますよね?

  

お店の方も、悪気があったわけではないと思います。

でも…私は、二度とこのお店には行かないでしょう。

  

逆に、感動を生むサービスというのは、

相手の気持ちを理解した上で、

それ以上のことを提供してくださるから感動が起きるのです。

  

このように、ビジネスでは、共感力が大切です!

  

共感力を身につけ、生かすことが、

リピートを生むと言っても過言ではないでしょう。

 

  

2.共感力を身につける

 

では、そんな共感力を身につけるには、

どうすればいいのでしょう?

  

2-1.主語を相手にする

  

冒頭の間違った共感は、主語が「私」

「私もわかる~」

  

本当の共感は、主語が「あなた」

「あなたは、どうしてそう思うの?」

「あなたは、どうしてそう感じるの?」

  

阿吽の呼吸とかって、

日本では、話さずに伝わるのがいい。

みたいなところがあるかもしれないけど…

  

そもそも、話しても、100%伝わらないのが、

コミュニケーション。

  

だから…わからないことは、素直に聴く。

理解しようとしてくれることそのものが

相手にとっては、うれしいことでもある。

  

まずは、相手を主語にして、

相手を理解しようとするところから。

    

  

2-2.相手の着ぐるみを着る

  

コミュニケーションにも、それぞれクセがある。

  

あの人は、こう思うはず。

こう言ったら…こう言われるはず。

これは、過去の記憶を元に相手を見ている。

  

多くの場合、この過去の記憶は、

相手が何を大事にしているのか?を

理解しようとせずに、

表面的な相手の言動を元に判断しているもの。

  

相手の価値観も含めて、理解するのは、

相手の着ぐるみを着るようなもの。

  

自分の魂が、自分の価値観も置いて、

相手のカラダの中に入ってみようとすること。

  

  

コーチングをさせていただく時に、

私自身は、小さくなって、

相手の肩に乗っているイメージを持ちます。

  

小人になった私は、

相手の肩の上から、

相手と同じ方向を見て、

「どこに行きたいの?」と

あちこち指をさしているイメージです。

  

これによって、

目線も、進むスピードも

同じ感覚になれるのです。

  

  

2-3.能力を磨く

  

コーチングやカウンセリングで使う

ポジションチェンジという技法があります。

  

①相手が目の前にいる「つもり」になって、

相手に言いたいことを言う。

本当は、どうして欲しかったか?を言う。

  

②相手がいる「つもり」だった場所に

自分自身が移動して、相手になりきって、

自分が言ったことを聴いてみる。

相手になりきって、自分に言う。

相手になりきって、本当はどうしたかったか?

何が大切なのか?を言う。

  

③①と②が見える場所に移動して、

①でも、②でもない、第三者として、

この目の前にいるはずの2人を見てみる。

  

と言うワークがあります。

  

このワークの練習を積み重ねると…

①②③どの立場も、同時に脳内で感じることができます。

  

コーチングを学び始めた時は、信じられませんでしたが…

スキルなので、練習すれば、

誰でも、身につけることができます。

  

まずは、主語を相手にするところから、

始めてみてはいかがでしょうか?

  

 

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