着物の「半衿」はどのくらい出せばいい?
半衿(はんえり)をどのくらい出すか。
着物を着るとき、半衿の出し加減に悩むことってありませんか?
「決まり」を覚えておくと、迷って止まることなく、着付けがスムーズにいきますよ。
半衿は、細すぎると老けて見えて、出すぎると品がなくなる。
どうするかというと、
半衿の出し方は、
カジュアルーーー>フォーマル
につれて、出す面積を広くする。
を基本とします。
着物には「格」がありますよね。
カジュアルな着物から順番にいうと、
ウール・紬
小紋
附下げ ・訪問着
色無地、喪服
色留袖・留袖
振袖
白無垢(花嫁さん)
となります。
大きく4つのグループに分けましたが、グループ内は、ほぼ同じくらいの格と考えていいでしょう。
ウールや紬などの普段着は細く出し、留袖や振袖などのフォーマルは、半衿の幅を広く出します。
半衿の出し加減は、着物の「格」で決まります。
フォーマル度が上がるほどに、半衿を広く出します。
白無垢は別格ですね♡
余談ですが、舞妓さんも半衿を広く出してキレイですね^ ^
きもの雑誌を見ていると、この限りではないけれど、1つの目安として参考にしていただければと思います。
時代とともに、人々の暮らしとともに、また流行とともに、デザインはもちろん「着付け方」も変わりますしね。
半衿がちゃんと出て、左右対称でキレイに決まってると、着物姿の第一印象がグンとアップしますよ。
「着物美人」て言われたら嬉しいですね~!
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