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  • 詫び・寂びの視点
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いつの時代も人の心を捉えて放さないもの

茶菓子につられて、子どものころに少しだけ茶道を習っていました。

その時、先生の所作にムダがなくて、かっこいいー!

って思ってたことを思い出しました(^^)

 

茶道を習ったことのある方が、Facebookでこのようなコメントをしてくださいました。

 

 

茶道というと。。。

・覚えられないほど沢山の手順がある、お茶を点てる点前(てまえ)。
・わざわざ手を左右両方を使う、ふすまの開け閉め。
・膝も使う、立ち方・座り方。
・畳のヘリを踏まないようにする、足の運び。

一見、これらは、複雑なように見えますが、実はきわめてシンプル♪

ムダな動きは一切ありません。

点前では、たった1つでも抜けてしまったら、コトが運ばない、あとで辻つまが合わなくなるくらいです。

 

誰もが「覚えられそうにない」と口をそろえる茶道の点前や所作は、実はムダな動きは一切ないというのは、不思議な感じがしませんか?

優雅に見えたり、かっこいいーと思われる動きというのは、ムダのない動きをいうのかもしれません。

身も心も飾らないで、ただ点前に集中している姿は、かっこいいーと映るのだと思います。

 

それはもちろん、茶道、日本舞踊、バレエなどに限りません。

冬期オリンピックが開幕しましたが、どんなスポーツでも、ムダのない動きは、いつの時代も人の心をとらえて放さない、かっこよくて美しい姿ですね。

 

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