茶道の稽古や一般のお茶席での「懐紙」に決まりはありますか?
懐紙は、真っ白だけではなくて、季節の模様が描かれているもの、色柄ものなど、種類が豊富です。
「決まり」かどうかは、微妙なところですが、稽古や一般のお茶席では、白無地のこちらが一番のオススメです。
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エンボスや透かしで模様を表した、白無地でもOKです。
お稽古場の先輩方の懐紙に合わせると間違いないですし、分からなければ先生にたずねてみましょう。
どうして白無地がいいの?
茶席は、ムダなものを一切省いたところ。
茶席へ入るときは、ネイルはもちろんアクセサリは付けず、洋服でも着物でもハデではなく無地っぽいものを着ます。
飾らないのです。
亭主が心を込めて用意してくださったお菓子も、白い懐紙が一番、引き立ちます。
現代は「個」が優先される時代の風潮。
ですが、お茶席では「和」が重んじられます。
「和」というのは、共に楽しめるよう、ご一緒した方への思いやりに他なりません。
浮いた服装や持ち物は、和にはならず、むしろ「和を乱し」、茶道の道からはそれることでしょう。
お茶席では、白無地の懐紙が一番似合います。
それと、枚数を使うので経済的で助かります。
ただ、キレイな模様や季節感のある絵が描かれた懐紙は、バッグにそっとしのばせておくだけで楽しいものです。
お茶席は 「和」を優先、 その他プライベートでは「好きなものを使って気分をあげたい」気持ちを優先など、シーンで使い分けると楽しみが増えますね♪
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