学校でバカやってるヤツのママはきびしい

市川弘美

小6の息子が、友だちやそのお母さんを見て、感じたことを話してくれました。

「あんな、オレ気づいてん。

学校でバカやったりふざけたりしているヤツおるやろ。

そのママは、メチャメチャきびしい。

でー、学校でちゃんとしてるヤツは、ママがふつうか優しい。

家でダラダラしとる。」

なるほど!そっかぁ、そんなふうに見えるんだ。

同じようなことが、育児本によく出てくるフレーズでもありますし、専門家の講演会で実施に聞いたことがある内容ですね。
 

「家でアバレル子は、学校でちゃんと集団生活ができる。これはOK」
「家で言うこと聞くイイ子は、学校や園でアバレル。これは考えもの」

ガマンや相手に合わせるのが学校なら、自由に自分のペースでくつろげるのが家庭。

やる気を持ってがんばるのが学校なら、休養と栄養をおぎなうのは家庭。

つまりは、
「家はエネルギーを充電するところ」。
 

だから、家では宿題が終われば、ある程度好きにして、ダラダラして、甘えて過ごす。それでいいんじゃないかなーと。

甘えることもできず、何でもママの言うとおりにしていると、考える力や自主性、それに思いやる心も育ちません。ゼロではないけれど。

子どもは理屈ではなく、本能的に心のバランスを保とうとします。
そのバランスを、親がくずさないように、見えない外でのがんばりを信じながら、せっせと子どもにエネルギーを充電してあげましょう。

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市川弘美

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