親が知らないうちに上から目線になるとき~かんしゃく~

市川弘美

子どもがかんしゃくを起こすのは、前ぶれなく突然のことが多いです。

息子が3才くらいのころ、積み木で遊んでるとき。

こちらがお手本と思って、きれいに積み上げた作品を作りました。

息子は、自身が作っていたものはやめて、私が作ったお手本に似たものを作ろうとしました。

すると、思うようにいかなくて、かんしゃくを起こして、積み木をくずしたり、投げたりしたんです。

この「お手本」が実はよくなかったのだと、後で分かりました。

親は良かれと思って作ってあげるこの「お手本」。
実は親のエゴが入ってる、と私は思います。

「こんなふうにつくればいいのよ~」って。
ちょっと上から目線ですよね。

親のお手本なんて必要なかった。だって、子どもが作りたいように作ればいいわけだから。

子どもに、親の示す「お手本」はいらないと思いました。
一緒にやってほしい、と言われれば「一緒に」作ればいいだけですよね。
そのときは、目線を子どもと同じにして、一緒に積み木を楽しめばいいですよね。

親は、自分の目線に子どもを引っ張りあげようとすることがあります。
そうではなくて、子どもの目線までおりていって合わせる方が、子育てってうまくいくと思うんです。

こちらのセミナーでは、子どもと一緒に遊ぶときに、子どもが大満足する関わり方を、学んで実践していただけます。

子どもが遊ぶのをヘタに手出しすると、子どもはかんしゃくを起こしますよね。
せっかく一緒に遊ぶ時間、親も楽しく、子どもにも大満足してもらいましょう!

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市川弘美

茶道の楽しさや「和」への感性、そして侘び寂びの「美」について、「茶の湯」のことを分かりやすい表現で文章にし、読者の皆さまへお届けします。

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