子どもが親に一番怒られる場面は、〇〇のとき~子どもの偏食を改善する2つのこと~

市川弘美

 

子どもがご飯と肉しか食べない。

好ききらいがはげしくて、食べられるものがほんの少し。

 

子どもの好ききらいや偏食で、こんなふうに悩むことってないですか?
わたしも悩んだ時期があり、多くのお母さんの相談も受けてきました。

わたしは栄養士ではないので、子どもが少しでも楽しくご飯を食べられる関わり方をお伝えしています。

 

先日テレビのニュースで、子どもの偏食について特集していました。
「〇〇しか食べない」とか、食べられるものが極端に少ない場合は、どうすればいいか。

偏食の原因はいろいろあり、
・温度や色が苦手
・食が細い
・こだわりが強い

などが考えられるそうですが、コレという原因は特定できないようです。

 

興味深かったのは、専門家によると
「子どもが一番怒られる場面が、食事のとき」だということ。

んーーーーこれじゃぁ、子どもも食欲がわきませんね。
私も、ヒジをついちゃダメとか、まっすぐ座ってとか、色々ウルサク言ってるので、反省です。

 

 

さて、テレビによると、偏食を改善するために、2つのことに取り組むといいそうです。

・食卓を楽しくすること。
・スモールステップをほめること

この2つについて、個人的な考えも交えながら、解説していきますね。

 

食卓を楽しくする
「食事=楽しい」になれば、自然と食べたくなりますね。
子供の話にあいずちを打ちながら、ゆっくり話を聞いてあげるといいと思います。

少々のお行儀には目をつむりましょう。
しつけは、出来ていない時に注意しても、効果はあまりないんですよ。

楽しい話題をあげたり、子供の好きな料理で食卓を囲みましょう。
このとき、好きな料理であっても、食べることを強要しないことですね。

 

●スモールステップをほめる
小さな一歩を、大きくほめること。

苦手な野菜は一切れだけ盛り付け、食べなくても叱らないようにします。
一切れでも食べたら、好きなオカズだけでも全部食べたら、ソコを多少大げさにほめます。

「完食」をゴールとしないようにすることも大切だと思います。
つい、出来ていないところに目がいきがちですが、出来ているところを、認めてあげましょう。

 

息子も幼稚園のころ「米・肉・とうもろこし・トマト・枝豆」くらいで、ひと夏を越した覚えがあります(^_^;)

最近では、きらいだったお味噌汁を全部食べるようになりました。

それでも健康に育ち、小学校6年間で休んだのは数日ほどでした。
とっても元気です^^

 

テレビでは、4~5才くらいの女の子が2週間で改善が見られました。お母さんも2つを根気よーく実践していましたよ。

改善もスモールステップですね。

子どもの孤食や個食は社会問題ですが、家族との楽しい食事は、一日の疲れがいやされ、次の日の元気の源になります。

お行儀は、親のうしろ姿を見て育てば、大丈夫~!
子どもが食べものを口に入れたまま、ガハハと大きな口を開けて笑うような、「楽しい食事タイム」にしましょうー♪

 

 

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市川弘美

茶道の楽しさや「和」への感性、そして侘び寂びの「美」について、「茶の湯」のことを分かりやすい表現で文章にし、読者の皆さまへお届けします。

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