我が最愛の歌姫・EDEN ATWOOD
自分自身、このシリーズで紹介していなかったことに驚きを禁じ得ず
感即動、思い立ったが吉日、気づいたら直ぐやる
ということで、今回は力を込めて最愛の歌姫をご紹介します
出逢いは、おそらく四半世紀以上前に遡ります
辛口で有名な?寺島靖国さんのエッセイ本、おそらく1996年出版の作品中でその存在を知りました
寺島靖国さんといえば、ちぇりーさんにJAZZの世界の扉を広く開いてくれたのも彼のデビュー作『辛口!JAZZノート』でしたが、「蔵書家の視点」でも、ずいぶん前に紹介していましたね
https://books.view.cafe/liberal/388/
おっと、早くも脱線しそうなので、最愛の歌姫のご紹介に戻ります
EDEN ATWOOD
JAZZの中でも、女性ヴォーカルは割と好きな方で、寺島靖国さんの影響からかビジュアルも含めてその世界を楽しんでいます
寺島靖国さんの教えは
いい女がジャズを歌うという厳粛な事実以外になんの素晴らしさがあるというのだろう
というもの
最初に断っておきますが、EDEN ATWOODは史上最高の実力を持つヴォーカリストというわけではありません。もっと上手な歌手はたくさんいると想います
私的に、その教えに合致した最高峰が彼女というだけのこと
手持ちのCDを数えてみると、オフィシャル版を中心に11タイトル
ちなみに彼女のCDを持っている方は、知り合いには皆無ですから、変わり者かもしれませんね・・・そのことは、いずれ紹介することになるであろう、ゆかりさんについても同様かと想われますが・・・
そして、今から13年以上前のこと、至福のひと時に恵まれました
2009年12月2日
名古屋の聖地?JAZZ INN LOVELYさんにて、念願の最愛の歌姫に逢うことができたのです
当時は新作の『TURN ME LOOSE』が発表されて間もないタイミング
ターン・ミー・ルース
※持参していました!
小生のテンションも上げ潮ムードたったと存じます
実物のEDEN ATWOODさん、かなりふくよかな容姿だったのは少々衝撃的でしたが、それ以上に驚いたのは、何ともまあオチャメな女性だったということ
お嬢様っぽく歌う姿を勝手に想像していましたが、まったく違いました
身長も180センチと伝え聞いていたのですが、小生とそんなに変わらなかったような印象
それより横幅が逞しかったですね・・・笑笑
ファースト、セカンドセットとも、前述の最新アルバム『TURN ME LOOSE』中心でしたが、得意のボサノバあり、お遊びの”雨雨降れ降れ”あり、と大変楽しい選曲だったことを憶えています
生での最愛の歌姫初体験は、JAZZシンガーというよりもCLUBシンガーといった雰囲気でしたが、ジャジーになるところは、ピタリとはまるのは流石でしたね
亡き父上を偲んで歌う『No One Ever Tells You』も、とても印象的でした
No One Ever Tells You
※コチラの収録アルバムも持参していました!
この日は千載一遇のチャンスということで、ファーストとセカンドのセットの間に、お店の前の歩道のベンチで休憩中の彼女に突撃
まずは、
May I Have your autograph?
と言いながら、持参した3枚のCDを差し出すと、一枚一枚愛おしそうに眺めながらサインしていただきました
※『The Girl From Ipanema』は現在、Amazonでは販売されていないようですね・・・
カタコト英語ながら、作品について二人で語ることができ、卒倒するほどのテンションへ
I was surprised you are bluesy.
通じたのかどうかわからない英語でとにかく喋りまくりました
そして、ダメもとで写メをお願いすると、なんとご快諾を
当時はガラケー利用だったことが、悔やまれますが、保存版、いや棺桶にも持ち込むべき想い出の画像ですね
とてもフレンドリーな彼女は、ふくよかになられても、素材の良さは至近距離からしっかり確認できました
帰り際に、お別れの握手をすると、とても大きな手でしたね
残念ながら、新作は10年以上発表されていませんが、シカゴのライブハウスに2年ほど前に出演していた映像がYouTubeにアップされていたのは嬉しかったですね
さらにふくよかな姿に進化されていたのは、ご愛敬です・・・苦笑
そして、彼女の存在を教えてくれたコチラの作品を紹介せずにはいられませんね
『寺島流 JAZZの聴き方 愉しみ方に誰の遠慮がいるもんか』 寺島靖国著 山海堂
女性ジャズヴォーカルは、
麗しく(お顔、お姿が美しく)、歌声がキュートで、品格あるお色気があれば、何もいらない
今回も一人でも多くの方が、共感していただけると、嬉しいです
それでは、またね!
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