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自己啓発は「勇気」から

このところ、ジャンルとしては、所謂「自己啓発」モノが続いておりました。

「三大自己啓発書」 2019.6.1
https://books.view.cafe/business/503/

「チーズはどこへ消えた?」 2019.6.16
https://books.view.cafe/business/518/

そして、今回も「自己啓発」モノを採り上げてみます。

しかも、「自己啓発の源流」というサブタイトルが付けられているベストセラーです。

2013年の年の瀬に8000部で刊行され、年間ベストセラー(ビジネス書)では、史上初となる5年連続トップ10入りを果たし、発行部数は約200万部という代物です。

この本がきっかけで、アドラーという心理学者を知ったという方も少なくないのではないでしょうか!

ご多分に漏れず、小生もその仲間に入ります(;^ω^)

フロイトやユングは、関連本を手に採ったりしていましたが、アドラーに触れたのは、コチラが初めてでしたね。

文体は、対話形式で、プラトンの対話編をかなり意識していると思われますが、登場する青年はかなり攻撃的な性格の持ち主で、哲人に対し、けしかけるけしかけるΣ(・□・;)
※ギリシャの哲人たちのように、LGBTというわけではないようですが・・・(;^_^A

こんな発言が、数ページごとに飛び出しますので・・・大袈裟かな?

そんな哲学、わたしはぜったいに認めませんよ! <第一夜・p47>

ふっふふっ、嫌らしい御方ふぁ。いまのは、わたしへのあてこすりですね?<第二夜・p97>

と後半まで、こんなやり取りが延々と続きます・・・

しかしながら、最後には、

わたしも先生を信じます。歩きましょう、ともに!そして長い間どうもありがとうございました。<第五夜・p282>

素直な青年に仕上がり、メデタシメデタシと言いたいところなのですが、こちらの続編が穏やかではないというか、こんな幕開けで・・・(;^_^A

設定は、3年後、哲人の元へ青年が再訪します。

結論から申し上げると、アドラーの思想はペテンです。とんだペテンです。いや、それどころか、害悪をもたらす危険思想と言わざるをえません。<イントロダクション・p3>

それでも、お約束のように、最後には、こんな素直な青年に様変わり・・・

先生!!走ります、私は伴走しますよ、いつまでも!!<第五夜・p281>

この変わりようの詳細については、実際に本書を手に採っていただくのに限りますが、下げて上げて下げて上げるという流れは、ある意味王道なのかもしれませんね。

おっと、肝心なアドラー心理学については、こちらのムック本の方が分かりやすいかもしれません。

取ってつけたような話ですが、自分探しって、時には必要なのではないかと想ったりしているのですが、皆さんは如何デショーカ?

それも勇気の一つなのかもしれませんよ。

特に年齢を重ねた貴兄には・・・(^_-)-☆

今回もお役に立てれば幸いです。

ではでは。

 

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