「遅刻したらダメよ」のダメ以外が記憶に残るんです!~イメージトレーニングセミナー②~

市川弘美

昨日のこの記事で、否定語と肯定語の影響についてお話ししました。

今日は、「~~ではない」という否定のことばについて、お話しますね。

「脳は否定語を理解できない」

って最近あちこちでよく聞きませんか?
わたしはインターネットのあちこちで、このフレーズを読みました。
でも、いまいちピンと来なかったんです。

それがイメージトレーニングのセミナーで、あるワークをして、
なるほど!こういうことなのか、って腑に落ちました。

例えば、(私が考えた例文です。)

「赤くないほうれん草があります。」
「赤くないほうれん草には、ドレッシングがかかっていません。」
「赤くないほうれん草には、ドレッシングがかかっていなくて、
ナイフとフォークでは食べません。」

いかがですか?
どんなほうれん草を思い浮かべますか?

赤いほうれん草、頭によぎりませんでした?
よぎった赤いほうれん草を、一生懸命打ち消しませんでしたか?

結局、頭の中は、「ない=NOT」以外のことばが記憶に残ります。

ということは、
「遅刻したらダメよ」
「散らかさないでね」
「ご飯残したらダメよ」
「テレビはもうダメよ」
「姿勢が悪いと目が悪くなるでしょ」

これ、ぜんぶ「ダメ・ない・NOT」以外のことばが記憶に残るんですよね。

相手に言ったことばは、自分にも言ってますよ。
やっぱりもう否定のことばは使えませんね。

肯定=愛のことばを発して、
自分も相手も愛あふれる、心と心が通い合うコミュニケーションをしましょう!

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市川弘美

茶道の楽しさや「和」への感性、そして侘び寂びの「美」について、「茶の湯」のことを分かりやすい表現で文章にし、読者の皆さまへお届けします。

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