ハーマンミラー『エンボディチェア』がやってきた!

susumushodai

待ちに待ったハーマンミラーの「エンボディチェア」がオフィスにやってきた〜!!
この美しいフォルム!有難すぎて座るのを躊躇してしまう。。。
 

現代人の働き方を考え、人間工学に基づきアーロンチェアに対して寄せられた意見を数多く反映、アーロンチェアを超えるようにデザインされた「エンボディチェア」。

常に最適なポジションで背中をサポートしてくれ、最高のフィット感をもたらしてくれる!!デスクワークには最高級のチェアと言えるのではないでしょうか。座った瞬間に包まれる感覚は何時間も何十時間も座っていられそう 笑

今回は、そのハーマンミラーのロゴについて調べてみました。

まず、ハーマンミラーを語る上で欠かせない人物がGeorge Nelson (ジョージ・ネルソン)、彼がいなければ、今のハーマンミラーは無いと言っても過言ではない人物、1946年入社以降イームズやジラートを招き入れ、世界的なインテリアメーカーに導いて行きました。

そのネルソンと出逢い、仕事の依頼を受けたIrving Harper(アーヴィン・ハーパー)が、1946年に「M」をモチーフにしたハーマンミラー社のロゴデザインを作っています。

ネルソンは「デザイナーが創造性を生かして人々のニーズに応えるためには、まず、反人間的と思われるあらゆる価値を根底から意識的に壊さなければならない」、とネルソンは言います。また、デザイナーは自分たちの行動が人や社会にもたらす影響を、たえず理解していなければなりません。実際、ネルソンは「トータルなデザインとは、すべてとすべてを関連づけるプロセスにすぎない」と言っています。そのため、デザイナーは何かに特化するよりも、広い知識と理解を身につける必要があるとも言います。

ハーマンミラーHPより引用

このロゴには、鋭角な先端で創造性と先鋭的な印象を、美しく柔らかいカーブが人との関わりを大切にしている様にも感じます。ハーマンミラーの精神を印象づけているような、そんな想いを込めたのかもしれません。

アーヴィン・ハーパーは2015年に亡くなられています。それまでに『ボールクロック』や『マシュマロソファ』など、20世紀を代表するインテリアデザインの数々を生み出した人物により制作されたロゴマークです。
そして今尚変わる事なく、ハーマンミラーのアイコンとして、使われている事は凄い事ですね。

 

コメント

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susumushodai

ロゴマークは全てにおいて色や形には意味があり意思を持っている。

具現化された想いは人の感性に触れ、人の心を動かす。
ロゴの深さに魅せられたロゴマニアとして、その魅力や面白さを伝えていこうと思います。

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