ヒースローの悲劇 シーズン9

けみ芥見

「入国拒否 → 留置所 → ストリップシャワー」

 

 

もう、見出しの意味すら分からない…

 

 

 

 

ビリヤードをする悪黒人達と目が合ったままシャワーを浴びるという

 

歴史的にもエキサイティングであろう危険なシャワーを終え

 

 

部屋でベットの上…

 

職員の人が呼びに来た

 

「なに?

 

出れるの??

 

あー本当に良かったー」

 

 

 

持ち物を返してもらい、車に乗り込み

 

出発進行!!

 

そそ

 

持ち物と言えば「iPhone」

 

 

僕はiPhoneを持っていたので、取り上げられたんですが

 

留置所内の悪人共はガラケーより古い電話

 

要するにカメラの無い電話を持っていたので取り上げられず、自由に喋ってたんです

 

 

カメラで撮られてると後々面倒な事とかあるんでしょうな

 

返してもらった電話の時計をみると、5時間しか経ってない…

 

 

僕の人生の中で最も長い5時間を経験しました

 

今回の車内は貸し切りだったのと

他の施設を回る事無くヒースローまで直行だったので思いの外早く到着!

 

 

懐かしのイミグレーションルームにて待機

 

「慣れ」とは実に恐ろしい

昨夜、こんな嫌な空間無いと思ってたこの部屋が

 

 

今では楽園でのトロピカルタイムの様に感じる…

 

 

なんとも謎な悟りを開いた瞬間でした
 
 

【ヒースローの悲劇】
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けみ芥見

岐阜県岐阜市生まれ。芸術家の母の下、絵画、陶芸などに触れて育つ。

2012年より本格的な芸術活動を開始。自身のルーツである岐阜(美濃)の和紙の美しさに魅せられ、自らの作品を描き上げる紙を自作するため、美濃和紙伝統工芸士の下に弟子入りする。同年12月単身パリに渡りヨーロッパでの創作活動を開始、パリ現代アートの中心マレ地区で個展デビュー。美濃和紙の素晴らしさと日本のモダンな美を世界に向けて発信し、日本国内より海外での個展・イベント招聘が多いアーティストの一人。

2015年、自身3度目となるパリでの個展で現地キュレーターに絶賛され、モンテカルロで行われたVERSACE Fashion Art 2015に招聘される。モンテカルロTVで「新しいジャポニスムの到来」と紹介された。

2016年春、着物ブランドAKITSUを設立。日本の伝統衣装着物を海外向けに簡略させた「KIMONO」を発信、ロンドンのフェローチェマガジンに取り上げられヨーロッパで注目される。  またチャリティ活動として芸術家としての知的障がい児のアートを発掘するDAC(Desire Art Company)をスタート。同年12月に “DAC展”を東京池袋で開催し、合計105万円を障がい児の家族に奨学金として送金。様々なメディアに取り上げられ、翌年よりDACの全国展開に挑戦中。

2018年、鎧兜を伝統文化と強烈なパッションを50:50で仕上げる「SHOGUNプロジェクト」を開始。100体作り世界各地にバラまく予定らしい…

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