子どもの「うざい!」を「わかった!」に替えるには。

市川弘美

子どもにいろんな事、せっかく教えてあげてるのに「うざい!」と言われたことはありませんか?
これを「わかった!」に替えるには、タイミングをずらすといいですよ。

こちらは、さいごに「うざい!」と言われてしまうパターン。

子「『弘法も筆のあやまり』って、どんなに上手な人でも、失敗することがある、っていう意味?」

親「そうよ、それと似てることわざは『さるも木から落ちる』だよ」

子「・・・。『月とすっぽん』って、どういう意味?」

親「同じようで実はぜんぜんちがう、ってこと。よく似てるのは、「ちょうちんにつりがね」。」

子「・・・。もぉー わかんなくなったよ! うざい!(`ε´)」

こんなふうに、質問されたことプラスアルファを、つい教えてあげてしまいます。

子どもは意味だけを知りたいのに、親は意味プラス「似たことわざ」もいっしょに憶えてほしい。ついでに憶えといたらええやん、と考えるわけです。

これがなぜか、子どもにとっては「大きなお世話」で「うざい!」ヽ(`Д´)ノ

だって子どもが知りたいのは、ことわざの「意味だけ」ですね。

もしも、あなたが「似たことわざ」も教えたいときは、こんなタイミングで教えてあげると、子どもに喜ばれるとおもいます。

子「ママ、『さるも木から落ちる』の似たことわざってな~に?」

親「『かっぱの川流れ』とか「弘法も筆のあやまり」」

子「ふーん、わかった!」

「わかった!」のあと、うまくいけば「ありがとう」となりますよ(^_^)v
こんな会話も回数を重ねると、「親ってなんでも知ってる、すごいなぁ」と感じるはず(o^-‘)b

子どもに聞かれる前に教えてあげると、「もぉいい!」と、うるさがられます。

子どもに「なぁに?」って質問されたら教えてあげると、「ありがとう」とか「スゴイ」とかになるんです。

それに、子どもが知りたいときにインプットされるので、覚えも速いという嬉しいオマケつき♪

知識は『子どもに質問されたときに答える』。
こんなちょっとしたタイミングを意識すれば、子どもの中に「わかった!」とすんなり入っていき、「ありがとう」と喜ばれます。

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市川弘美

茶道の楽しさや「和」への感性、そして侘び寂びの「美」について、「茶の湯」のことを分かりやすい表現で文章にし、読者の皆さまへお届けします。

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