子どもの不安が確信に変わって自信がつく声かけ

市川弘美

子どもが少しだけ不安に思っていることは、実は何気ないひと言でぬぐってあげられることも多いんです。

子どもは安心すれば、やる気も自信もわいてきますね。

子どもの習い事や学校行事、日程を把握するの、けっこう大変ですよね。
わたしは1週間まちがえたり、土曜にあるのに日曜と思っていたり、勘ちがいしまうこともあります。

実は、子どもも同じように大変なんです。
だから、子どもは行事の直前に時間とかを、何回も聞きます。
そして、こんな返事をしていました。

運動会の朝

「ママ、ホントに今日は9時登校?」


「ちゃんと自分でたしかめなさいよ」
「えーなんで今頃になってそんなこと言うの~?」
「ママに聞かないで自分でおぼえといて」
「プリント見てたしかめてよ」
「今忙しいから分からな~い」

ホント、自分のことは自分でやってほしいものです。

ただ、子どもは忘れてるわけじゃなくて、分かっていることへのほんの少しの不安をぬぐってもらって、確信したかっただけなんです。

「うん!合ってってるよ~」

とひと言答えれば、よかったと安心して元気で出かけていきます。運動会や行事にも集中できますよね。
(ママが日時を把握しておくことがぜんていだけど^ ^;)

「自分で確かめなさいよ」と言われたまま、運動会に出かけたときは、少しだけど不安をもったままになってました。

小さい不安に足を引っ張られながらやるのと、確信してグイグイ前に行くのとでは、楽しさも結果も変わってきますよね。

「ママこれで合ってる?」
と聞かれたら

「うん!合ってるよ~」
と答えるようにしました。

少しずつブレーキを踏みながら進むのと、アクセルだけを踏んで進むのとでは、勢いや集中力、ふんばりや達成感がぜんぜんちがうはずだから。

安心できたらやる気が出てグングン伸びます。それにものごとに集中できるから、思いっきり楽しめますね!


(キミたち、 楽しみすぎだよ~ もう帰ろうよー

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市川弘美

茶道の楽しさや「和」への感性、そして侘び寂びの「美」について、「茶の湯」のことを分かりやすい表現で文章にし、読者の皆さまへお届けします。

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