「学校からの手紙を出さない」ときは

市川弘美

子どもが学校からの「手紙を出さない」ので困っている、というご相談がありました。
小学校の高学年くらいの年齢から出さなくなるケースが多いように思われます。

話には聞いてたけど、まさかうちの子がそんなふうになるなんて、低学年のときには、まったく想像できなかった、とおっしゃる方も少なくありません。

学校からの連絡事項などが分からないと、予定が立たないとか、日にちがすでに仕事の都合で合わないとか、いろいろと困ったことが出てきます。

ときどきは、わたしてくれても、手紙を出さなかった過去を考えれば、クギをさしたくなりますね。

子「ママ~ てがみ」
母「ちゃんと毎日出してよ」
 「もっと早く出してね」

ただ、過去は置いといて、今手紙をちゃんと出してくれることに対しては、

子「ママ~ てがみ」
母「ありがとう」

と言うことはできます。
感謝まではいかなくても、予定が分かると助かるし、学校のようすが伝わると安心できます。

手紙をだすという当たり前のことに、わざわざ「ありがとう」なんて、と思いがち。
でも、わたしたちの毎日の食事のしたくや、洗濯、掃除とか家事の当たり前のことに、

「美味しいー ありがとう」
「きれいー ありがとう」
のひと言があるだけで、うれしくてガゼンやる気が出るものです。

やって当たり前のことにも「ありがとう」とひと言、子どもに伝えてみましょう♪

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市川弘美

茶道の楽しさや「和」への感性、そして侘び寂びの「美」について、「茶の湯」のことを分かりやすい表現で文章にし、読者の皆さまへお届けします。

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