何歳から一人で映画を観られますか?

市川弘美

夏休みは子ども向けの映画がたくさん放映されてますね。
こんな質問をいただきました。

「子どもが何歳になったら、一人で映画が観られますか?」

はっきり「◇歳」とは言えませんが、

本人が自ら「一人で大丈夫」と言ったときが、適齢期かなと思います。

親がむりやり、
「大丈夫でしょ!」とか、
「もう◇才なんだから、行けるでしょ」とか、
「れんしゅうしようね」とか言って
しぶしぶ一人で行かせるのは、オススメではありません。

映画館は暗いです。
幼い子が一人では怖いでしょう。
ママがいないと、暗くて見えないし、不安です。
広~いところに周りは知らない人ばかり。
ドキドキして落ち着かないですね。
映画を楽しむどころではないですよね。
席まで一緒で、そこで離れるのはメチャ不安。

幼い頃は、こんな経験はないほうがいいかな、と思います。
幼い頃の「な~んかイヤな感じ」や「何となく不安な気持ち」というのは、大人になっても、心のなかにしみこんでいることがあるからです。自分の中にあるのに、自分では気づけない(気づかないふりを無意識にしてる時もある)から、なおやっかいとも言えますね。

イヤ!

な子ども自身の直感は大切にしてあげたいものですね。

「どうしてイヤなの?」と聞かれても、ことばで説明できるものではありません。

「上の子と一緒だから」
大丈夫、という考え方もあるけど、お兄ちゃん・お姉ちゃんと一緒にいる安心感と、ママと一緒にいる安心感とは、まったく別物です。

子ども一人で観てくれると、大人一枚分のチケット代が、かからなくなりますよね。
それには、子どもが安心して、映画を観て心から楽しめるようになるために、まずはママが一緒に観て共に楽しんではいかがでしょう。

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自立心を育てる土台は「安心感」です。安心感が子どもにしっかり根付く親子のコミュニケーションは、こちらの講座>>>>>でぜひ学んで身に付けてくださいね。

つまり安心感は、やる気や自立心の根っことなります。
根っこがしっかり育つと、幹が太くなり、中身がギッシリ詰まった実になりますね。

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市川弘美

茶道の楽しさや「和」への感性、そして侘び寂びの「美」について、「茶の湯」のことを分かりやすい表現で文章にし、読者の皆さまへお届けします。

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