「ほめて伸ばす」はいつも本当?

市川弘美

子どもがとてもがんばったと思うから、
「がんばったね」
「良かったよ」
と声をかけます。
でも、当の子どもは、どんどん不機嫌に。。。

それは、こんな場面で起こります。

・なわとび100回をめざしていて、96回でひっかかってしまったとき。

・積み木が、思う高さまでいかないで、くずれてしまったとき。

・テスト95点をめざしていて、90点だったとき。

2才くらいなら、かんしゃくを起こして、積み木を投げるかもしれませんね。
物を投げてしまうほどくやしい、ということは、それだけ、やりたい気持ちが強いということです。

こんなとき、親は「ここまでできたら上出来よ」と思ってしまうのですが、当の子どもは、必ずしもそういう気持ちではないです。

むしろ、「できなくて、くやしい」、「できなかったので不満」なのです。

ヘンな言い方かもしれませんが、ほめても、ニーズとマッチしていないんですね。

「ほめて育てる」とか、
「ほめて伸ばす」とか、
時と場合によりますね。

子どもがくやしがってるときは、『「ママは○○クン、頑張ったと思うよ」が逆に子どもを不機嫌にさせるワケ』>>>>>に書いてあるように、声をかけてみてくださいね。

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市川弘美

茶道の楽しさや「和」への感性、そして侘び寂びの「美」について、「茶の湯」のことを分かりやすい表現で文章にし、読者の皆さまへお届けします。

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