「お兄ちゃんには、どれがいいかなぁ」と弟に相談、弟は大泣き

市川弘美

ママ:「お兄ちゃんには、どれがいいかなぁ」
男の子:わぁあああああ (大泣き)

大阪のポケモンセンターに来ていた3才くらいの男の子と、そのママの会話です。
ハンカチ売り場で、お兄ちゃんへのおみやげを選んでる様子でした。

この男の子、ずーーっと泣いていました。
ママが一生懸命きげんを取ろうとしてるんだけど、話しかけるたびに、「泣き」が大きくなるかんじ。

わたしは見てて胸が詰まりそうでした。

だって、男の子はママと二人で来ているのに、ママが話すのは、「お兄ちゃん、これ喜んでくれるかなぁ」ってことばかりなんです。(わたしが見てたあいだは)

ママは、弟クンと二人きりでポケモンセンターに来たことに、お兄ちゃんに対して罪悪感を持っているのかな。
(これはわたしの勝手な想像ですが。)

お兄ちゃんに対する罪悪感をもって、ポケモンセンターで過ごすことは、

・男の子(弟クン)は、ママと一緒にいるのに、さびしいですよね。ママの心の中はお兄ちゃんが占めてるので。

・ママ自身も男の子とのせっかくの二人の時間を、心から楽しめない。お兄ちゃんのことが気になって。

ってことになりますね。
せっかくの時間がもったいないなぁ。

きょうだい分けへだてなく、って難しいですね。

ただ、ママも男の子も二人の時間を、思いっきり楽しめたらいいですよね!

そのためには、心も「二人」になるのが一番だと思います。

・この子は何が好きかな~
「どれが好き?」「どれにしたい?」

・お茶はスタバに付き合ってもらおう。
「おやつの時間は、ママ、スタバに行きたいな」

・せっかくだから、パフェが喜ぶかな。
「パフェ、食べにいこうか!」

子どもと二人っきり!の楽しい会話になりそうですね。

IMG_0400.JPG
(大丸梅田店のポケモンセンターにて。 実物(?)のほうがかわいい~)

次回は「どれにする?」って聞いて、子どもが
「これ!」
って選んだものが、イマイチとママが感じたときどうするか、についてお伝えしますね。

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市川弘美

茶道の楽しさや「和」への感性、そして侘び寂びの「美」について、「茶の湯」のことを分かりやすい表現で文章にし、読者の皆さまへお届けします。

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