絶叫系コースターが大嫌いな長女をザ・フライング・ダイナソーに乗せてみたら…
先日、関西圏に住みながらUSJに行ったことがない私が、人生初のUSJへ行って来た。
そもそも、TDLもUSJもあまり行きたいと思わないのは、あの人の多さとアトラクションの待ち時間が嫌だから。
しかーし、そんな私が行ってみようと思ったのは、ある企業が19時からUSJを貸切るイベントがあるということで、参加する権利をもらったこと。
貸切りなら、この人の多さと待ち時間が緩和されるであろうと思ったからで、娘2人と長女の彼氏くんを連れていざ、USJへ。
私の目的はただひとつ。
「ザ・フライング・ダイナソー」に乗ってみたかった!
これね、これこれ。CMで見て気になってたのです。(画像はUSJのサイトからお借りしました)
世界最長×世界最大高低差の最新鋭コースター、ザ・フライング・ダイナソーとは
USJのサイトによると、ザ・フライング・ダイナソーは、
世界最長*×世界最大*高低差の最新鋭コースター、出現。暴走する恐竜プテラノドンに背中を掴まれ、全身むき出しで空を飛ぶ! ジュラシック・パーク™の世界のなかを360度振り回される、日常が吹っ飛ぶ“ありえない”スリル体験が、ここに。
※コース全長1,124m、ファーストドロップにおける落下高度37.8m。自社調べ:世界22箇所のフライング・コースター
と書かれてある。
全身むき出しで空を飛ぶ……なかなか面白そうじゃないか!
長女が絶叫系コースターを大嫌いになった理由
むしろ、普通に乗り込む形のジェットコースターよりは怖くないんじゃないか?というのが、乗る前の私の見解。
そこで、絶叫系コースターが大嫌いな長女を乗せてみることにした。
絶叫系コースターが大好物の母親から生まれたはずのうちの長女は、絶叫系コースターが大嫌い。
彼女が3歳のとき、ある遊園地の急流すべりに乗せてみたところ、最初は水の上を進むのに大喜びしていたのが最後の落下→水を浴びる、というのでビビリまくって大泣きし、それ以来「落下する」という感覚に激しく抵抗するようになったのだ。
泣きながらもザ・フライング・ダイナソーに乗り込む
夜の暗闇がUSJを包む20時半ごろ…
ザ・フライング・ダイナソーに行くと、なんと待ち時間が約15分!
通常は2~3時間待ちがザラなんだそうな。
もうこれだけで貸切りのありがたさが身に染みる…。
「嫌だ、嫌だ!」と抵抗していた長女も、心のどこかでは「一度くらい乗ってみてもいいかも…」と思っていたのか、激しく抵抗して逃げ出すこともなく、ブツブツ言っていたけれど割とおとなしく付いてきた。
でも、搭乗口への階段を上るころ……
ふと見ると泣いている(笑)
おまけに一番先頭に乗れることに!
スタッフのお姉さんが笑顔で「たくさん叫んできてくださいねっ♪」とエール?を送ってくれた。
人は恐怖心でいっぱいになると、挙動が不審になるものなんですね(笑)
身に着けているものすべてを預け、いざ搭乗!
普通に椅子に座る感じで、上から安全レバーががっつり降りてきて、体をかなりしっかりとホールド。
長女の目はうつろになり、
「これは私が運転してるんだ、乗せられてるんじゃない、私が運転してるんだ…!」
と何やら呪文のように言い聞かせている(笑)
車の運転は大好きな長女、そっちに置き換えることで、心を落ち着かせようとしているらしい。
そして、椅子が前方に倒れ、乗客は真下を向くスタイルに。
「あ‘‘~~っ、う‘‘~~っ」と奇妙な声が長女から聞こえてくる。
そして、出発、どんどん落下地点へ向けて登っていく。下から見上げていたときよりも、上から見下ろすとかなり高くてお尻がむず痒い感覚になる。
まず、ほぼ直角に落下!……でも、普通のジェットコースターより落ちる感覚が少なく感じるのは、体勢のおかげかな?
途中、長女が
「うあぁぁぁ~~~、じぃじ~~~っ!!」
「じぃじ、助けてぇぇぇぇ~~~~!!」
と叫んでいるのが耳に入って来て、おかしくて笑ってしまった。
神様じゃなくて、じぃじなんだ…(笑)
じぃじ大好きっ子らしいといえば、らしいけども。
(でも、じぃじはまだ生きているから効果は薄いと思われる)
あっという間に終了~
ザ・フライング・ダイナソーの搭乗時間は約3分。でも、わーわー言ってる間に終わった気がする。
降りたら、なんとなく胃のあたりが気持ち悪い。あんだけ振り回されるんだから当たり前か。
長女は魂を抜き去られたようになり、足元がフラフラ。
降りて5分ほど経ったころ、急に思い出したかのように「うぅぅぅ~~~っ」と彼氏くんの肩にもたれかかって再び泣く(笑)
そうして終了したお初USJの、乗りたかったザ・フライング・ダイナソーは、やっぱり楽しかった。
長女もいい思い出になったかな~(笑)
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