リーダーの全体観・・部分+部分+・・部分は、どこまで足しても全体にはならない・・
皆さま、こんにちは!ナ.イ.ス.オ.ン株式会社の四.ケ.所.秀樹です。
昨日のブログでは、実践できる人になるためのノートの取り方について書いてみました。
昨日のブログは、こちらです。
良い話を聞いた・・で終わらせないための【ノートの取り方】・・
何のために、ノートを取るのか・・
それは、聞いた話を忘れないようにするためでしょうか?
いいえ、違います。
その目的は、実践の量を増やすためです。
そうか・・
ここが、違っていたんだ・・
川原さんのお話を聞きながら、そもそもが違えば、結果が違うのは当たり前だな・・
と、これまでのノートを見ながら反省しました。
それにしても・・
川原さんのお話というのは、私たちに、根本的な違いを気付かせて下さいます。
瞬間的には痛いこともありますが、やはり、大切な学びです。
これからも、しっかりと学ばせて頂こうと思います。
それでは、今日のブログです。
リーダーの全体観・・部分+部分+・・部分は、どこまで足しても全体にはならない・・
どの部署も、精一杯頑張っているんです。
どの工程も、精一杯頑張っているんです。
現場に入って聞こえてくるのは、さらに頑張らないといけないですか・・という、悲鳴の声です。
だから、私はお伝えしています。
頑張るのをやめましょう、と。
すると、先程は、これ以上頑張れない・・という声だったのが、今度は、いや、頑張りたい・・という声に変わります。汗
不思議なものですよね。
頑張れというと、頑張れない。
頑張らなくていいというと、頑張ろうとする。汗
ただ、今日のブログの本質は、そこではありません。
本当に、頑張ってはいけないのです。
それは、ある大前提を理解することから始まります。
特に、リーダーの皆さまにこの視点がないと、組織は、頑張っても頑張っても成果から離れていきます。
いや、頑張れば頑張るほど・・というのが、その状況を表す言葉としては、相応しそうです。
では、その大前提とは・・
部分+部分+部分・・
部分は、どこまで足したとしても、全体最適とはイコールにならない!
と、いうことです。
ここで、改めて、冒頭の言葉を見てみてください。
どの部署も、精一杯頑張っているんです。
どの工程も、精一杯頑張っているんです。
部分+部分+・・な香りが、プンプン漂ってきませんか?
私には、現場の状況まで、ありありとイメージが浮かんできます。
そして、このままだと、現場がパンクします。
そのうち、人手が足らない・・と、言ってくるでしょう。
でも、部分最適は、どこまで足しても全体最適には繋がらないのです。
だから、各工程で管理するのは、ダメです。
各部署で、管理するのもダメです。
必ず、部分最適に繋がり、余計な固定費がどんどん増え、在庫は増え、キャッシュが尽きていきます。
あまりにも悲惨な運命ですよね。
頑張れば頑張るほど、倒産へと向かうのですから。
リーダーの皆さま。
全部を見ることと、全体を見ることは、全く違うことだという認識をお持ちください。
会社からのアウトプットは、全員が頑張ることで増えるのではなく、ある1ケ所の能力を高めることで増えるのです。
その1ケ所のことを、私たちは、ボトルネックと言っています。
全員を頑張らせる前に、会社のボトルネックを見つけましょう。
改善は、それからです。
というより、ボトルネック以外の改善は、社員さんだけでなく、最終的には、会社も不幸にします。
如何でしょうか?
頑張る=成果
では、ありません。
部分が100%の力を発揮する=成果
でも、ありません。
ぜひ、全体を司っている急所を見つけましょう。
と、いうことは・・
全体が見える、業務フロー図が必要ですよね。
皆さまの会社には、この図がありますか?
もし無いとするなら・・
思考が、部分に偏っているかもしれません。
一刻も早く、粗くで構いませんので描いてくださいね。
それが、部分最適思考からの脱却に向かうための、第一歩になりますから。
今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂きまして、誠にありがとうございました。
今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。
ブログ筋トレVol.965-1
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