赤いセーターの女・・・我が煌めきのキスリング
つい先日のこと、開館間もない大阪中之島美術館へ赴いていました
私事ですが、この4月の人事異動でお江戸のビジネスパーソンが浪速へ転勤ということで、陣中見舞いを兼ねて、久しぶりの大阪入りでした
お目当ては、モディリアーニ展
エコール・ド・パリの中でも有名な画家の一人ですよね
その展覧会で久しぶりに再会したのが、モディリアーニの大親友ともいえるキスリングの作品
3年前、岡崎市美術館で開催されていた「キスリング エコール・ド・パリの煌めき」でも展示されていた「ルネ・キスリング夫人の肖像」です
実は、小生、キスリングが大好きで、リビングにはムック本と図録が4冊、定位置に陣取っています
図録は、1975・1984・2007・2019のものです
自身、キスリングとの邂逅は2006年のこと
やはり岡崎市美術館で開催されていた「エコール・ド・パリ展」で展示された1枚の画に心奪われてしまいました
それがコチラの作品
『赤いセーターの女』
1917年の作品、モデルは、モディリアーニの画商レオポルド・ズボルフスキーの奥さま、アンナ・ズボロフスカ夫人と伝わっています
いやいや、それにしても、たまらんですね
ググっても簡単にヒットしないと想いますが、コチラの作品を、その翌年にも運良く再会することができたのです
それがコチラの展示会
「キスリング展」
3回目の観賞でしたが、残念なことに、以来15年、コチラの作品と再会できていないのです
さらに残念なのは、一般受けしないのでしょうか、3回とも『赤いセーターの女』のポストカードが販売されていなかったこと
個人蔵ということも関係しているかもしれません
しかしながら、嬉しい発見も!
今回「蔵書家の視点」で採り上げてみたことから、過去のキスリング展の図録が、複数存在することを知りました
1968年のキスリング展
1991年の「生誕100年記念 キスリング展」
そして、コチラのアイテムも手に入れることに
美術手帖 1975年5月号 No.394 <特集 : キスリング デラシネの芸術>
いやいや、3アイテムとも手元に届くのがとても楽しみですね
そして楽しみといえば、次はいつ『赤いセーターの女』と再会できるかということ
本日で、残りの人生6,531日なのですが、可能なら6,000日台で願いが叶いますように!
モンパルナスの帝王という異名を持った大好きなモイーズ・キスリング
ご興味ある方は、先ずはコチラのムック本と向き合ってみてください
週刊 西洋絵画の巨匠 37 キスリング (小学館ウイークリーブック)
今回は趣味炸裂で失礼しました
そうそう、大阪中之島美術館のミュージアムショップでは、コチラのアイテムをゲット!
中島ミドリさんという作家さんのオリジナル・ポストカードです
コチラのサイトで購入できるようですね
↓↓↓↓↓↓↓↓
https://dottodottoday.stores.jp/items/61f94016e8592636c28da7c2
そして本日4月29日はキスリングの命日でした
趣味の世界一色でしたが、少しでもお役に立てれば幸いです
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