流行に左右されない老舗ブランド「goro’s」から学ぶ温故知新
こんばんは。
BECKのDX (デラックス)です。
移り変わりの早いトレンド。特にファッションは毎年流行が変化しますね。
そんな中、「流行に左右されない」温故知新とも言いましょうか、
根強いファンに支持される老舗ブランドがあります。
goro’s (ゴローズ)というシルバーアクセサリーや革製品のブランドです。
ちなみに、写真のアクセはフェザーとトップがgorosで、チェーンだけが別のブランドのもの。
ボクの私物です。
シルバーアクセなのですが、かなり高価でして、フェザーやペンダントトップを、若い時から頑張って働いて、少しずつ買い足していった代物です。
アクセだけで無く、goro’sのコインケースも愛用しています。
はっきり言って、コインケースなんて紛失しやすいですし、財布に小銭と分けている分、正直面倒で使いにくいのですが、それでも愛用しています。好きなんですよ、goro’sが (笑)
さて、そんなgoro’sは、この移ろいやすい時代の中でも、長らくファンに愛されているのでしょう?
goro’sの歴史について
ゴローズは、国内のインディアンジュエリーの第一人者で伝説的存在の「高橋吾郎」氏が高校生のときに進駐軍から革の彫刻を教わって、独学で勉強して27歳のときに青山に小さなショップをオープンさせたのが始まりです。
「吾郎」さんの名前から取って、ゴローズと名付けられたんですが、なんともシンプル。。。
その後アメリカに渡り、インディオからシルバーの彫金を学び、現地のインディアン族であるスー族のメディスンマンのヴィジョンより、日本人で初めて「イエローイーグル」(東から来た鷲という意味)というインディアンネームを授かりました。
gorosといえば、フェザーなどもメジャーですが、ビッグイーグルと言って、大きな鳥をモチーフにしたシルバーアクセがも有名です。( ただ、めちゃくちゃ高いですw )
ショップを原宿に移転、人気が爆発する
その後、ショップを青山から現在の原宿へと移転し、正統派インディアンジュエリーに高橋氏の独創的な感性が加味されて、更にパワーアップし洗練されたラインを創作し始めます。
そして90年代前半には、制作が間に合わないほどオーダーが殺到し、一躍シルバーアクセ界での名声は不動のものとなりました。多くのファッションセレブをファンに持ち、 芸能人では木村拓哉さん、金子賢さん、三宅健さん、岩城晃一さん、土屋アンナさんなどが愛用していることで有名になるほど大きくなり、現在でもお店の前にはゴローズを求めて早朝から長蛇の列が出来るほど人気があります。
ビジネスにおいても、このように長く愛されるブランドには、いくつかの共通点があります。
・安売りしない
・ひとつのことを追求し続ける
・ユーザビリティよりもブランドアイデンティティ
・クチコミ
・ブランドを誰よりも愛する
・トレンドに流されない
この中で、特にネットビジネスにおいて着目すべきは、「ユーザビリティよりもブランドアイデンティティ」です。
ゴローズはどこでも簡単に手に入りません。最近では別会社?にて通販でも取り扱っていますが、昔は原宿に行かないと買えませんでした。だからこそ、店の前に長蛇の列ができるのです。
ECで多店舗展開したり、大手通販サイトで取り扱えば、すぐに入手できるものの、ゴローズはそれを許しません。
だからこそ、希少価値が高まり、価格に左右されないブランド展開ができるんですね。
たぶん僕はおじいちゃんになってもゴローズを愛用することでしょう。
ではまた!
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