リーダーの心構え|Vol.2
こんにちは。
BECKのDX (デラックス)です。
リーダーの心構えVo1では、「5つの心構え」についてお伝えしました。
そして今回は、「叱り方」についてです。
組織で仕事をすすめる中、リーダーは「自分の仕事」だけに没頭させてもらえません。
急を要する案件が飛び込んできたり、日々、優先順位が変わる中、最高パフォーマンスが求められる。
ビジネス、事業の結果だけで無く、しっかりとプロセスを部下や周囲に伝えてこそ、真のリーダーと言えるでしょう。
しかし、リーダーとて人間です。
失敗もしますし、ネガティブになることだってある。
オマケに考えていることも中々、周囲や部下には伝わりにくいものです。
そしていつも事業が好調なわけでは無く、思いもよらぬ事案に苛まれることだってあります。
そんなとき、部下を叱る場面だって出てくるでしょう。
そんなときに心がけたいリーダーとしての考えをまとめました。
1:リーダーはご機嫌取りであってはならない
周囲から好かれるためのアクションだけでは、事業は成功しません。
もっというと、それだけでは部下から信頼を得続けることは難しいでしょう。
周囲から好かれることはもちろん大切なことですが、ご機嫌取り、八方美人では組織を束ねるリーダーとしては失格です。訪れる場面によっては、しっかりと事実を認識し、その後のことも考え、ときには部下を叱ることも必要です。
2:感情的に叱ってはいけない
個人の感情に身を任せて叱っても、ほぼ相手には伝わりません。
前後の事実確認を行うとともに、「これからどうすれば良いか」という方向に向かう議論が組織では必要です。
そのため、「あなたにはこうなって欲しい」、「こういう考え方で進めて欲しい」というリーダーの要求を明確に伝えましょう。そのためには、相手の立場に立ったうえで叱る必要があります。
3:フィードバック (振り返り)を怠らない
ここが大切です。部下を叱るだけで無く、「その後」が大切です。
例えばプロジェクトを任せている部下に対し、リーダーがアドバイスも含め、叱るだけで無く、結果をお膳立てしてあげるアシストと、失敗を許容してあげる寛容さが大切です。失敗を恐れるあまり、すべての仕事をリーダーが行い、部下の手柄や成果を横取りするのでは無く、実際にやらせてみないと経験値は増えません。
必ずその事案や結果、成果に対してフィーバックしてあげましょう。
その中で、部下から学ぶことがある。と心しておくことも忘れてはいけません。伝えるだけで無く、しっかりと部下の話も聞いてあげましょう。
いかがでしたでしょうか?
今回は「叱る」、「叱り方」についてフォーカスしましたが、これは誰しもできれば避けたい場面ですし、
逃げたい局面ですが、チームを束ねるリーダーとしては、短絡的になってはいけません。
例えそのときはチームに亀裂が生じても、「その後」までしっかり見据えることで、あなたの考えや思考がチーム内にも浸透すると思います。ぜひ愛情を持ってチームと向き合ってください。
ではまた!
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