[番外]プレゼンの練習よりも落語の練習
社会人になって、営業部に配属されたが、元来シャイで上がり性の僕は、なかなか思ったような数字をあげることができませんでした。長崎から出てきたばかりで訛りがあったというのもあります。プレゼン・商談が上手くいかなかったのです。
そんなとき出会ったのが、人間国宝・三代目桂米朝の落語「はてなの茶碗」でした。
僕が現役でプレゼン・商談をしているところを見たことがあるのは、商談相手のお客様と最初で最後の部下だった従業員、それと商品によってはメーカーの担当者や技術者。
でも、誰も僕のプレゼンの特徴(スタイル)をひと言で表現できる人はいないかな?笑
シャイで、上がり性だった僕が、死に物狂いで身につけた方法が「落語風プレゼン」でした。
商談相手と面と向って話し出すと、緊張してしまうので、商談相手の目の前で、落語っぽく話しをして聞いて頂くんです。2人以上の登場人物が出て来る物語(ストーリー)をつくり、落語と同じように、1人2役でお客様の前で演じるワケです。
想像すると、こっちの方が緊張する思うでしょ?
もちろん、かなりの練習が必要です。
だからこの方法は[番外]なのですが、僕の中ではいつか誰かに教えてあげたい手法の1つです。
僕の大好きな落語家は、なんと言っても三代目・桂米朝です。
その中でも、今からご紹介する「はてなの茶碗」という演目は、師匠が幼い頃に聞いていたラジオで流れていた、二代目・三木助のものを記憶をもとに復活させた、十八番のひとつです。
この演目のストーリーは、本当は価値のないものが、ひょんなコトから千両もの価値がついてしまうというストーリーです。ヒト(京都一の目利き)・モノ(量産ものの茶碗)・コト(穴がないのに水が漏る)が重なって、価値が出るという話しです。
取り扱う商品やサービスによっては、参考になるかもしれません?笑
(※埋込みできない動画なので、リンク先でご覧下さい)
はてなの茶碗・桂米朝
https://youtu.be/Qe0V_VlWmPI
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