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僕は同時に色んなことができるワケじゃない〔部下のメモ 19〕

いろんな他人になってみる

一瞬のうちに、いろんな年代、性別になってみる。
5 歳の子供になって、博物館や水族館に行ってみる。
スーパーに行って主婦になってみる。

今までの自分ではない心理がわかり
さまざまなヒントが得られる。

いろいろな年代、性別になれる訓練をしよう!

 

僕は傍目(はため)から見ると器用に見えるらしい。

そりゃあ、沢山の事業や会社をやってきた。
でも、その瞬間その瞬間は、一つのことしかできない。
同時にいろんなことができてるワケじゃない。

しかし、心がけていることはある。

それは、お客様の目線 になること。

お店や公共施設で、急に子どもになったりする。

陳列棚の前で、子どもと同じ目線までしゃがんだり
赤ちゃんになるときは、ハイハイしたりする。

全然違った景色が見える。

その違った景色に、次のヒントがあったりする。
(無いことの方が多い・・・笑)

とにかく、いろんな人になってみる。

・70歳の老人
・13歳の女子中学生
・25歳のOL
・49歳の主婦
・37歳の男性フリーター
・52歳の男性教師

などなど・・・・

年齢、性別、職業を組合せると、なりきる人物像は無限にある。

だから、事業や商品は無数にある。

 

部下のメモ について

※注)この「部下のメモ」は、1992年(20歳)〜1996年(24歳)頃に、従業員に向けて朝礼などで言っていたことを、当時の従業員がメモとして残していたものです。現在の時勢に合わないこともあると思います。ご了承ください。

特集:部下のメモ(事業 導入期編)

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