食べる妊活⑤ 陰?陽?あなたはどっち?自分の体質を知ろう
こんにちはー。妊活セラピストの渡辺です。
前回は、主食を変えると食生活が大きく変化して
体質をかえるきっかけがつくれますというお話をしました。
今回は陰陽エネルギーのお話をします。
私はマクロビオティックを学んだ時に、陰陽バランスのことを知りました。
なんだか難しく、もしかしたら怪しく感じられるかもしれませんが、
物事のエネルギーバランスを見るときに役立つ優れものです。
ぜひこの機会に陰陽について興味を持ってくださいね。
陰陽とは?知れば一生役立つ物事の捉え方。
例えば、りんごが一個あります。
それだけでは大きいか小さいか決められませんが、
もう一個りんごがあれば、それと比べて大きいか小さいか、という視点が持てます。
柔らかいか、硬いか、甘いか酸っぱいかなども比べられますね。
そこへりんごを選ぶ自分がいます。
さてどう選びますか?
マクロビオティックでは、以下のように選びます。
もし体をクールダウンしリラックスしたい状況ならば、
より大きく甘いりんごを選択します。
より大きいものは陰性で、緩み広がるエネルギーを持っています。
(より、と前置きするのは比較対象があった上での捉え方だからです)
生で食べるとより陰性なエネルギーを取り入れることができますが、
冷え性などある方は寒くなってしまうかもしれません。
逆に体を温め、引き締まった気分になりたいときは、
より小さく甘みのより少ないりんごを選びます。
これは陽性で、収縮し引き締まるエネルギーを持っています。
煮たり焼いたりオーブン調理したりすると、より陽性な性質になり、
体を温めるエネルギーを持たせることができます。
こんな風に同じりんごでも持っているエネルギーが違いますし、
調理法によってその質を変えていくことができるんです。
どう変えていくのか?
それはなりたい自分になるように変えていくのです。
食べ物が先にあって自分が変わるという順番ではなく、
先にこうありたいという自分があり、
そうなるように選び調理していくんです。
食べ物だけでなく、全てのものには陽性なところ・陰性なところがあります。
次にそれぞれの特徴を見てみましょう。
陽性とはどんな状態?
寒いとき、体をぎゅっと縮こめていると、
体は固く、小さくなります。そして温かくなってきます。
陽性のイメージはまさにそれ。
温める
緊張する
小さくなる
固くなる
収縮する
水分が少ない
圧をかける
下に向かう
より時間をかける
集中する
などの要素がより陽性なエネルギーを持っています。
程よい陽性は、安定した温かさと力強さ、行動力、ポジティブなエネルギーを持ちます。
行き過ぎた陽性は、カチカチでストレスに耐えるような感じ。
流れが悪くむしろ冷えてしまうことも。肩こり、歯ぎしり、頑固者。
そんな人には陰性の要素が必要です。
陰性とはどんな状態?
暑いとき、リラックスしたいとき。
腕をうーんと上に伸ばし、緩めたくなります。
これが陰性のイメージです。
冷やす
リラックスする
大きくなる
ゆるむ
やわらかくなる
拡張する
圧をぬく
水分が多い
上に向かう
より短時間
散漫になる
などの要素がより陰性なエネルギーを持っています。
程よい陰性は、涼やかで肩の力が抜けていて、ゆったりとしています。
行き過ぎた陰性は、フニャフニャとゆるみきって力が出ません。
ネガティブ、無関心、冷えてむくんでいる。流されやすく集中できない。
こんな人には陽性の要素が必要です。
あなたはどちらでしょうか?
陽性、陰性を見てきて、あなたはどちらの要素が多いと感じるでしょうか?
冷え性を改善させたいと思っても、
ゆるみすぎな陰性の冷え性と
引き締まりすぎな陽性の冷え性があるように
表面の状態だけ見たのでは本当に変えるべきところが分かりません。
どちらの要素も持っているのが普通ですが、
もし一方に偏りすぎているようなら、それが不妊や不調の原因になるかもしれません。
一度自分の状態をよく見つめてみてくださいね。
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