子どもに一番伝わるのは「1回1テーマ」、ブログ記事と同じ。

市川弘美

ブログ記事は、「1記事1テーマ」とよく言われます。
2つ以上のテーマが1記事に入っていると、伝いたいことがぼやけてしまったり、どれも伝わらなかったりする、ということですね。

親子の会話も1回1テーマにしないと、大変なことになってしまいます。
こんなふうに。
 

「食べたお茶碗、流しに返して
そこに置きっぱなしのソックスは洗濯機に。
ランドセルも玄関にあるとジャマだから、よけといてくれる。
あ、お風呂お湯が入ったら、すぐ入ってね。
歯みがき忘れないで。
朝はちゃんと自分で起きてね~」

さて、いったい幾つのことを「しなさい」と言ったでしょうー?(笑)

忙しいのを理由に、つい目に入ってきたこと、思いついたこと、子どもに話しまくってるかんじ。
(メチャ反省ー( ̄_ ̄ i))

これじゃ、何も伝わりませんね。

ぜんぜん伝わってないうえに、追い打ちをかけるように
「何回言ったらわかるの!」
が出たら、もうヤバイかも(_ _。)

子どもにしてみれば、たまったもんじゃないですね。

ウザイ!を連発するのも、動かないのも、むりはないのです。

何か言いたいことがあるときは、子どもにも誰にも分かりやすいように、1つのことだけを伝えてみましょう。
 

「ランドセルが玄関にあると、帰ってきたときに私も荷物を置きたいし、とおり道がなくなって、困るよ。
帰ってすぐじゃなくていいから、よけといてくれたら助かる。」

手みじかに終わろうとしないで、説明すると子どもに納得してもらいやすく、動いてもらいやすいですよ。

子どもへ何かやってほしいことを伝えるときは、「1回1テーマ」が、遠いようで実は一番の近道ですね。

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市川弘美

茶道の楽しさや「和」への感性、そして侘び寂びの「美」について、「茶の湯」のことを分かりやすい表現で文章にし、読者の皆さまへお届けします。

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