「うちの子、落ち着きがない」と悩むお母さんへ、それを個性と受け入れて子どもを伸ばす関わり方

市川弘美

「うちの子、落ち着きがない」
 

そう感じるとき、子どものこんな様子が気になったりしませんか?

・話しているあいだも、足を動かしたりソワソワした感じがしたり。

・ご飯を食べたあとは、テーブルだけじゃなくて、椅子や床にまで、こぼしている。
 

・スーパーへ行っても、一人で走り回っている。
 

・オセロをしていても、どこかが動いている。
 

・幼いころは特に、座ってじっと一人遊びをすることはなかった。
 

・リビングからトイレに行くときも、走る。
 

・1つのことに、長い時間は集中できないみたい。

リアルだ~^^

この「落ち着きのなさ」、個性だととらえたいんだけど。。。と思いますよね。

そうなんです!「落ち着きがない」と見えることは、その子が生まれ持った資質である可能性が高いんですよ。

だから、子ども自身は「落ち着きなさい」と言われても、理解できないでしょう。
本人にとってみたら、落ち着いていない、わけではないので。

母親と一緒にスーパーへ行って、ゆーーっくりカートを押しながら、じっくり考えて買い物をする。
なんてことは、その子にとってみれば、チーターがカメにペースを合わせて歩んでいるようなもの。

それって、けっこうシンドイ。。。
ストレスもたまります。

落ち着きがない、のではなくて、生まれ持った資質。
 

カメのように休み休み進むペースの子もいれば、チーターのように短距離を一気に加速するペースの子も。
 

自転車で景色を楽しみながらペダルを踏むペースの子もいれば、F1カーで鈴鹿サーキットを走り抜けるようなペースの子も。

みんな、それぞれですね。

だから、他の誰とも比べようはありません。

子どもを見て、落ち着きがないな(orゆっくりだな)と感じたら、「これは、この子のペース」ということを少し意識してみてくださいね。

叱ることが減り、子どもの良さをグングン伸ばす関わり方になりますよ。

ちなみに、息子の場合、
「F1カーが、一般道路を、メッチャたくさんある信号でいちいち止まりながら走っているようなもの」。

だからどういうふうに息子を受け止めて関わればいいか、この方にアドバイスいただいて、バッチリ!なんですよ♪

「あ、うちの子F1カーかも~」というかたも、

「うちは、自転車かな」というかたも、

ぜひこちらで『子どもの取扱説明書』を受け取ってくださいね♪

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市川弘美

茶道の楽しさや「和」への感性、そして侘び寂びの「美」について、「茶の湯」のことを分かりやすい表現で文章にし、読者の皆さまへお届けします。

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