親が期待する「やる気」にばかり心が動き、子どもの「やる気」の姿勢に気づいていないとき。

市川弘美

子どもが、やりたくないこと、気が進まないことは、
先延ばしにする。
子どものやる気をどうすれば、見つけられるのか。

こんなふうに、「うちの子やる気ない」
と何となく思っていませんか?

「やる気」ってなんなんでしょう。
・元気よく外で動き回って遊ぶこと。
・宿題とかの「やるべきこと」は先に済ませること。
・おうちの中でも、創造や工夫しながら遊ぶこと。
・いつも「何か」に向かって一生懸命取り組んでいること。

ところが、子どものほうは、
・帰ったらまずテレビ。
・遊びはいつも、ゲーム。
・宿題はあとまわし。
・幼稚園・学校に行きたがらない。

このとき見方を変えて、子どもをよーく観察してみると、
・テレビは、話しかけても返事がないくらい、集中している。
・ゲームは、けっこう上手くなっていてクリアしている。
・自分の好きなことに夢中になっている。
外でがんばっている。

ことってないですか?

親が期待する「やる気」ばかりに心が動いて、子どもの「やる気」の姿勢に気づいてないこともあるんです。

子どもが好きなことに夢中になってるのって、ものすごく「やる気」があるときですよね。

こんなとき、肯定的な声かけをすると、子どもはもっと「やる気」を出します。
人って好きなことを応援されると、「やる気」がアップしますよね。
好きなことの「やる気」は、ほかのことへの「やる気」にもつながっていきますよ。

具体的にどんなふうに関わって、どんな声かけをすれば、「やる気アップ」するのかは、次回にお伝えしますね。

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
4月に、『子どものやる気を発掘してグングン伸ばす、親子のやる気UPコミュニケーション』(仮称)のセミナーを予定しています。
詳細が決まったら、ブログでお知らせしますね。

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市川弘美

茶道の楽しさや「和」への感性、そして侘び寂びの「美」について、「茶の湯」のことを分かりやすい表現で文章にし、読者の皆さまへお届けします。

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