【説教】コミュニケーションをはばむ12の型

市川弘美


コミュニケーションをはばむ12の型の中の
【説教・訓戒】についてです。

グダグダと「説教」されて、
「そのとおりだな~」と素直に受け取るよりも、
「もういい」と言いたくなることがほとんどですね。

子どもが話すこととか、やっていることを見て、
子どもに「いろいろと言いたくなる」場面って
どんなときでしょう。

例えばこんなとき。

子「きょう、ともだちとけんかしちゃった」
親「友達とは仲良く遊ぶのよ」
 「仲直りしないとだめでしょ」
 「ケンカにならないように、ちゃんと考えるのよ」
 「おもちゃ貸してあげないとだめよ」
 「ケンカなんかしたら、損するだけでしょ」
 「優しい気持ちや思いやりが大切よ」

と、お母さんは自分の考えを分かってもらおうと、
一生懸命説明します。

ですが、お母さんがどんなに思いのたけをぶつけても、
子どもの心には届かないんです。

お母さんの言うことに耳を傾けるどころか、
「うるさい」と反発したり、
それ以上話さなくなったりします。

そんなふうに言われると、子どもは、
お母さんに対して、

ボクよりも友達の方が大切なんだ
ワタシが悪いと思ってるんだ。
ワタシのこと、ぜんぜん分かってくれない。

と感じてしまうからなんです。

子どもが「ケンカしたの」と話すときって、

・ただ聞いてもらいたい。
・落ち込んでいる気持ちを分かってほしい。
・ケンカするんじゃなかったと悔やんでいる。
・思ったよりもまずいことになっちゃった。

とかいろんな思いがあります。

思いをぶつけられたら、親は受け止めて見守ってあげたいですね。

次回は【提案・忠告・助言】です。

Copyright © 2017 ママ育の視点|mamaiku.view All Rights Reserved.

コメント

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

市川弘美

茶道の楽しさや「和」への感性、そして侘び寂びの「美」について、「茶の湯」のことを分かりやすい表現で文章にし、読者の皆さまへお届けします。

こちらの記事もおすすめ

  1. いっけん、なんてことはないのだけど、実は大切♡

  2. 消しゴムをなくした、そのウラに隠された事実が。

  3. 講座を受けて自分の子育てがどう変わったか③子どもへの理解

  4. 2学期のやる気・元気につながる夏休み後半の過ごし方

  5. 甘やかすのも悪くないかな~とゆれています。

  6. 子どもがかんしゃくを起こして、親をたたいたら。

  1. 空を飛べる鳥は自由なのか?(自由と権利は、責任と義務にセットで…

    2018.07.03

  2. ご利益ハンパないって!

    2018.06.26

  3. ​大人女子でも楽…

    2018.06.18

  4. 名城の「味付けスパゲッティ」を食べよう!

    2018.06.18

  5. ロンドンの常識なの?イギリスの?

    2018.06.18

  1. 名古屋城本丸御殿がいよいよ完成! さっそく行ってみたがね~!

    2018.06.09

  2. そんとくのかんじょう

    2018.06.09

  3. ボディケアの妊活③ ファンデーションも作ってしまおう

    2018.06.08

  4. 好きなことがある人生

    2018.06.06

  5. 心と体~漢方医学アロマでアロマを使う~

    2018.06.05

Viewトレンド