肯定的な関わりとは

市川弘美

【子供への肯定的な関わり方】

子どもへの「肯定的な関わり方」というと、あなたはどんなことを思い浮かべますか?

緑褒める
「○○できて、えらいね」
「▽▽が、上手にできたね~」
「すごい!」

緑否定的な言葉を使わない。
「~~したらダメでしょ。」
→「◎◎してくれたら、お母さん助かるの。」

緑良い面を見る。
「かけっこで途中でこけたけど、最後までがんばったね」

これらは、母親からの働きかけですね。
私たち母親は、自分が子どもに何をどう言えばいいのかに重きを置きがちです。

一方で、
子どもの話を「聴く」ことで肯定的に関わることができます。

子どもの話を、ただただ、聴くこと。
それが子どもが一番「肯定されている」と感じることではないでしょうか。

まる聴き方は、

緑あいづちを打つ。
うんうん、そう、へ~、

緑促す
それから、それで

緑繰り返す(おうむ返し)
子「楽しかった~」
母「楽しかったんだね~」

緑気持ちを汲む
子どもの言葉から気持ちを汲んで、言い換える(フィードバックする)。

などをやってみてください。

まる『質問』は禁物です。
「どうして(なぜ)?」
「だれと?」
「いつ?」
「なんでそんなことしたの?」
を途中で訊かないように気を付けてくださいね。

まる『質問』は、母親が知りたいことを訊くためであって、子どもが言いたいことを言うための質問ではありませんよね。


「おかあさん、きょうね、・・・・」

とお子さんが話し始めたら、手を休めて、それがどんな話でも、どうか最後まで話を聴いてあげてくださいね。

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市川弘美

茶道の楽しさや「和」への感性、そして侘び寂びの「美」について、「茶の湯」のことを分かりやすい表現で文章にし、読者の皆さまへお届けします。

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