女性を生きる妊活① 自分にとっての妊娠適齢期は?

なべっこ

こんにちは。妊活セラピストの渡辺です。
姿勢、動き、香り、食といろんな角度から
玉のような赤ちゃんを産むための体作りについてお話してきました。
今回からは、生き方の妊活のお話をしていきます。

妊娠適齢期を知っていますか?


女性は大人になればいずれ結婚・出産という世の中ではなくなり
今は女性が仕事を持つことが普通になっています。
さらに仕事の選択肢も増えて、
やる気があればどんなチャレンジも可能という中で、
やりたいことを探し、
見つけてどんどん活躍の場を広げているのが今の女性たち。
世の中もそれを推進する風潮で、
女性が仕事を持ち活躍することができ、
人生の主導権を持って、道を切り開いていくこともできます。

ところで女性の妊娠適齢期は卵巣の機能、ホルモンバランスなどをトータルでみて
25歳〜35歳
だそうです。

個人差はありますが、仕事である程度経験を積み信頼を得てきたころと、
妊娠の適齢期は一致してしまうことが多い
ですよね。

後でしまったと思っても後戻りできないものなので、
それは現実のこととして意識しておかなくてはいけないと思います。
しかし、年齢だけで妊娠適齢期を決めることはできないと思います。


今回はちょっとウザいかもですが私個人の話もさせていただきますね。
自分が生きてきた中での転機があり、
今、母となった自分がいるのだと思っているので。
そしてその経験の中で気づいたことがいっぱいあったのです。

私は、女だからといって制限を感じたこともない世界で
好きなように仕事をしたり、お付き合いをしたりして生きてきました。
手に職を持ち、独立起業して経営者である私なのですが、
元々そういう独立心あふれる人だったわけでは全くなく
子どものころから、専業的な「お母さん」になることが夢でした。
社交的なことや競争させられることは苦手で、
できれば社会とあまり接することなく生きたいと思っていたほど。
それが「引きこもり職人系」でやっていくきっかけにはなりましたが。
(実際は、社会と接することなく仕事して生きるのは不可能)

大学生のころあたりから
美肌になるためや効率よくダイエットするための知識を求め始め、
健全な体の仕組みに興味を持ちました。
もし仕事をするならば体のことに関わりたいと思ったのがきっかけで、
今の仕事に繋がったんです。
はじめは整体院で勤務していて、日々施術をしながら
体への学びを深めていきました。

最初はそれだけで満足していたのですが、
会社経営をされているお客様との出会いがあり、
独立して生きる人生を教えていただいたことを機に変化が出てきました。
本当に自分がやりたいことを好きにやりたいと思うなら、独立しかない。

しかもやるなら若いうちにしないと。失敗しても挽回できるから。(という心の声)
という流れで独立したのは28歳のとき。
貯金はゼロで、200万借り入れをしてのスタートです。

家賃6万の2DKの部屋を借りて、
その部屋の「台所」を自分が寝食をする住居にして
のこりの部屋はお店にしてひだまりを開業。
不安定きわまりなくぼんやりしているとお金が回らないという生活が
そこから始まったのですが、
いつになれば安定したといえるのか先が全く見えない道を進み始めてしまったのです。

同世代は結婚ラッシュ。友達はみんな結婚しました。
でも自分は仕事が楽しくて、それが羨ましいとか焦りはありませんでした。
むしろその時は人生を選べる自由を満喫していて、
家庭に入って子育てしたいという気持ちは盛り下がり、
たまによぎっても今はそれどころではないと見ないフリ。
ずっと仕事三昧の数年を過ごしましたが、楽しいのでストレスはありませんでした。

 

それが35歳のとき、マクロビオティックの学びを深めていたとき、
ようやく「このままではいけない」と思いました。
自然のものを自然と調和するように食べる、
そういうことを学んでいるのに、自分が一番自然と調和していないと感じました。

食べ物のこと、大いなる自然の流れのことなどを知り、
ご先祖様から星のような数の人々がいる中
脈々と受け継がれてきた末の自分の命であることを自覚したとき、
私も命を繋ぎたい、自然の一部でありたいと思ったのです。

私はお母さんになりたかったんだと、
見て見ぬ振りをしていた数年も、なんと不自然だったんだろうと思いました。

 

そこからが私の妊活でした。
相手はいませんでしたが(笑)、そこもがんばりつつ、
いつか子どもを授かる時のために
体を整えておかなくてはという意識がとっても高まりました。

妊活という言葉もいろいろで、
こういうのも妊活といえるのではないでしょうか。
自分が子どもを産みたい!育てたい!と心から思うまでのプロセス。

既婚であるとか適齢期とかも大事ですが、
世間の目、周りの声、プライド、一般常識云々は取っ払って
自分という命がそれを強烈に望むこと。
どうも自分はそれは望んでいないと気づくのも大事だと思います。
女だからといって、子どもを産まなくてはいけないということはないですから。

心と体は一致していて、
自分の心に迷いがあると体も定まらないし、
不調が出ることもあります。
まだ相手がいなくてもできる妊活として
自分と向き合ってみてはいかがでしょうか。

 

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なべっこ

体は自然の一部だから、自然の流れに沿うように暮らすのが正解なのです。近年、子どもができない女性が多くなったことも実は大いに関係があります。
では自然の流れに沿うとはどうすることなのでしょうか?
いつか子どもを授かりたい女性たちに、日常生活の中で今日からできる「子どもが授かれるカラダ作り」を、お話していきます。
1976年生まれ 岐阜県出身。カイロプラクター、アロマセラピスト、ヨガインストラクター、マクロビオティックインストラクターなど、セラピスト歴は20年になります。
メイドインナゴヤでもセラピストが選ぶ自然な食品をご紹介中です♪

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