春のアロマカウンセリング
桜が咲き出しましたね。
いよいよ春。
漢方医学的には肝の季節。
のびのびと枝葉を伸ばす季節です。
多くの方がワクワクして希望に満ち溢れる季節。
しかし気が動くために気持ちのアップダウンも始まる季節でもあります。
その不安は誰のもの?
不安はそもそも誰が作り出すのか?
赤ちゃんや小さな子供には不安なんてありませんよね。
不安という感情は、生きてくる中で経験的に感じる感情。
「あんなことしたら嫌われる」
「こんなことしたら大変なことになる」
カウンセリングをしていてもですが、自分にもそんな問答があります。
生きる中でポジティブな思考ばかりだと自然の流れに逆らうことになります。
だからアップダウンはあっていい。
かといって、ダウンするとしんどいのもわかりますよ。
そして人は不安を感じないと生きていけない生き物。
だから不安は持ってもいいもの。
それは大脳にある扁桃体がもともと不安を感知する器官であることからもわかります。
でも不安はいやなもの・・・
そんな時に使いたいのが香りの魔法。
脳の中で放出されるセロトニンや、オキシトシンの放出を助けてくれたり
脳内で私は幸せにだと思えるような回路を作り出すのが心地よい香りの世界です。
そしてその不安は過去のトラウマや育った環境で作り出され植えつけられたものとメタ認知させることも。
記憶の解放とともに自信の再確認を香りが手伝ってくれます♡
吐き出すことで楽になる
不安は女性が多く感じます。
そして女性はおしゃべりが大好き♡
子育ての大変さ
ご家族の悩み
ご自身の悩みなど。
そんなお話はため込んでいるとつらくなります。
だから「話す」という作業が必要。
単に話すのではなく、ここでも香りの魔法を使って♡
大脳は大きく分けて2つ。
一つは理性を司る「大脳新皮質」
もう一つは欲情を司る「大脳辺縁系」
この2か所は緻密に張り巡らされた神経によってつながっています。
そして相互の伝達はいつも忙しく往来しています。
「話す」ことで心の中のネガティブを吐き出して香りを使いながらポジティブに変換。
これを繰り返すうちに人は不安を解消していくのです。
春は気が動く
冷たい空気のある所にあたたかい空気が入るとその中の気は動きます。
同じように人の体でもそんなことが起こるのが春先。
気が突然動くから体はびっくりして一瞬対応できなくなります。
これで起こりやすいのが「自律神経の失調」。
例えば冷えている人はなんとなくふらふらしたり。
皮膚が弱い人はかゆくなったり。
頭でいろいろ考えやすい人は少しパニックになったり血圧に影響が出たり。
特に血圧などはちょっとしたストレスを感じるだけでも上下します。
血圧降下剤を飲んでいても上がってしまうときはご自身の環境を見直してみるのもいいですよ。
こんな風に不調が起こりやすい春先は、是非とも香りを使いながら話しながら不調の緩和をしてみてはいかがでしょうか?
向精神薬の減薬にも
最近は薬局でも向精神薬の減薬をしていくような動きがあります。
向精神薬の身体的精神的依存性は大きな社会問題になりつつありますが。
ようやく医療機関でもこうしたことに対する危機感が出てきています。
しかし代替えの薬がないことも・・・。
ジアゼピン系の内服に関してはなかなか切れないことも事実です。
こうした時、薬局薬剤師がやれることは・・・気持ちに寄り添うこと・・とも考えられますが。
アロマを使えばここも確実にやっていけることでしょう。
なかなか薬局ではアロマを扱うところもまだ少ないです。
それでも今後は確実に増えていかなければならないと思いますが・・・。
皆さんはどのように考えますでしょうか?♡
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