暑い夏を乗り切ろう!3種の香りの使い方とその作用
梅雨明けしましたね。
今年は夏が短そうです・・・。
とはいえ、まだ続きそうなこの暑さを乗り切るための香りについてのご紹介です。
ペパーミント
ハッカ油とは少し違いがありますが、香りを楽しむだけならハッカ油でもいいでしょう。
塗布の場合はケモタイプのペパーミントがおススメです。
香りのスッキリ感はもちろん、虫よけスプレーにも利用されるのでスプレーなどで香りを楽しみます。
注意は3歳未満の乳幼児や高齢者、妊産婦さんは禁忌。
てんかんの発作を持っている方も使えません。
塗布では消化器系の不調に良かったり、かゆみの緩和などにも利用できます。
鎮痛という側面から考えると、サリチル酸メチルが使えない場合にもいいでしょう。
他にアルベンシスミントなどもありますが、こちらはメントールが多めになるのでまた香りが違ってきます。
レモン
柑橘系の精油で人気ですよね。
オレンジとの違いは香気成分であることのほかに、γテルピネンなどを含むために薬理的な作用があること。
同じ柑橘系でも、レモンは血を流す力を持っていたり、血管壁に対する作用があるのでこの湿気のある季節には重宝する精油です。
香りはオレンジよりもスッキリしているので暑い夏は使いやすいですね。
フロクマリン類を含むので皮膚に塗布などの場合は光感作に注意です。
まれにこの精油を水に入れて飲む・・・というお話を聞きますが。
精油を入れるのは非常に危険で、そもそもレモン水を楽しむならスライスレモンを数枚入れて飲む方がずっと健康的です。
今日たまたま見ていたテレビで、叶姉妹が食事の前にすることの一つにレモン水を飲むそうですが。
スライスレモンの水はこの季節美肌にもよさげですね。
ちなみに、美肌にいいのはビタミンCで、これは精油には入りませんのであしからず。
ブラックスプルース
マツ科の精油でレスプリハーブではよくお勧めする精油です。
コーチゾン様作用を持ち、身体も気持ちも持ち上げてくれる精油。
アカマツヨーロッパと合わせることで最強の「抗炎症ブレンド」が出来上がります。
香りはマツの香りがするのですが、今の季節暑さがストレッサーとなっているので外仕事している方にはとても好まれる香りです。
この香りが好きな方は主に副腎疲労を起こしていることが多く、長距離の移動や車での移動などが多かったり。仕事に明け暮れていて疲れ切っているときに好まれます。
禁忌は特になく、成分にエステル類を含むので鎮静させることもできるために香りで使うこともおすすめ。
使用はスプレーがおススメ
塗布することもいいのですが、これらの香りはスプレーにして持ち歩くことをおすすめします。
この香りでスッキリしながら心身の調子をメンテナンス。
10mlのスプレー容器に全量10滴をいれて無水エタノールと水の比率5:5くらいで薄めましょう。
使用前は必ず良く振ってスプレーして香りを楽しんでみてください。
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