チーズはどこへ消えた?
今をトキメク、メジャーリーガー・大谷翔平選手の愛読書という触れ込みも、功を奏しているようですね。
国内で400万部、全世界では2,800万部も売れ続けているお化け本です。
自身、19年近く前に読了した際、当時の社員さん全員に配っていたという想い出深い本でもありますが、先日久しぶりに再読させていただきました。
ストーリーは、上記リンクの書評からお分かりいただけるかと存じますが、100ページ足らずというボリュームだからこそ、読み手に考える機会を与えてくれる、そんな1冊です。
問われるのは、変化への向き合い方。
小生のツキイチセミナーでも、鉄板ネタとしてご紹介していますが、
レベル1 変化を知り素早く対応する アーリーアダプター
レベル2 変化を予測し準備する インサイター
レベル3 変化を楽しむ(変化に強い体質になる) チェンジリーダー
レベル4 変化を自ら起こす イノベーター
何事も、変化を察知したら、行動に移すことが大切です。
本書でも、
変化が起こるのを予想し、変化を求める<p45>
いつ変化が起こるかを本能的に感じ取り、それに適応する準備をする<p45>
変化は起きる・・・楽しもう<p68>
と、読み手に対し、行動を促していますが、それ以前に、
変化を眺めるだけで窮地に陥る ラガード
変化を見て見ないふりをする プリテンダー
なんて、禁じ手のレベルの読み手も少なからず散見されるようですので・・・だからこそ、この手の本が売れ続けるという話もありますが・・・(^_^;)
そんな方々にも、本書は、
遅れをとっても、何もしないよりいい<p43>
と励ましてくれているのですが・・・(;^ω^)
そして、爆発的なヒット作にはつきものですが、便乗本?も出版されていましたね。
それでも、単なる便乗本とは異なり、上記2冊は、なかなか含蓄もあり、読み応えがあるように感じます!
バター本は、小生の好きな老荘思想がベースになっていると思われ、
探すな本は、安岡正篤先生の「思考の三原則」を彷彿させます。
そういう意味では、古典を知っていると知らないでは、受け止め方も変わってくる?そんな印象ですね。
自分らしく、なんとなく、ありのままに
長期的に、多面的に、本質的に
変化を一つ捉えるにも、そんな考えも大切にしていきたい・・・素直にそう思えました。
そして、本家であるスペンサー・ジョンソンさんの遺作?とも言える新作が、今年になって発売されました。
3ヶ月ほど前、実践読書術の題材としても向き合っておりましたが、その時に導き出された言葉は、
新しい信念を選ぶことを厭わず楽しむ
というもの。
最も大切なことは、自分自身の変化を楽しむことなのでしょうね!
そうそう、未読の方は、先ずはオリジナルのチーズから、味わってみてください(^o^)丿
今回もお役に立てれば幸いです。
ではでは。
この記事へのコメント