fbpx

早明ラグビー神話の崩壊

最近でこそ熱心さが損なわれていますが、生来スポーツ観戦が大好きです

先ずはプロ野球

小学校2年の時地元中日ドラゴンズ20年ぶりの優勝を成し遂げた1974年のシーズンからウォッチしておりました

その年は、プロ野球人気を不動のものとした功労者、ミスター長嶋茂雄引退のシーズン

当時、父に中日球場へ連れられて3塁側内野スタンド(ジャイアンツ側)から観戦し、その生プレーを目撃できたことはプチ自慢です

確か、仕事が早く終わったのか、急遽当日行くことが決まり、父がダフ屋から入場券を購入していたシーンも記憶に残っています

子供ながらに父が悪いことをしているのではとピンと来ましたが、息子にプロ野球の試合を見せたかったのでしょうね

さらにつたない記憶ですが、ゲームはジャイアンツの勝利だったような・・・

47年前の記憶ですから曖昧さは致し方ないところです

その後、小学校高学年から、冬だけサッカー部に入部したりして、サイドバックあたりで試合にも出ていた記憶が・・・

ちょうど、隣県の四日市中央工業高校が全国大会の決勝戦にコマを進めたシーズンともかぶり、その頃から意識してサッカー観戦するようになりました

系列局が無い名古屋地区でも、ラッキーなことに『三菱ダイヤモンド・サッカー』をTV視聴することができ、奥寺康彦選手がブンデスリーガで活躍している雄姿もウォッチしていました

サッカーといえば、高校時代には、クラスメートと草サッカーに興じていたり

その高校時代、ニューカッスル・ユナイテッドに移籍したばかりのケビン・キーガン来日の際は、当時の瑞穂競技場まで同級生とチャリンコで駆けつけて生観戦していたり

前後して、中学進学から始めた軟式テニスの流れから、プロテニストーナメントのTV観戦も熱が入りました

1979年、1980年のウィンブルドンは、NHKの放送をほぼ見尽くしていたのではないでしょうか

当時の小生の憧れは、ボルグとマッケンローでしたね

そのあたりは、半年前の記事で紹介していましたね
『ビヨン ボルグ 我がテニス』
https://books.view.cafe/art-sports/841/

その一方で、父が70年代後半からゴルフを始めた影響で、週末を中心にゴルフ中継も楽しみにしていました

名古屋地区で開催されるトーナメント(男子は中日クラウンズ、女子はトヨトミレディース等)の生観戦も何度か経験していました

日テレ系の『ビッグイベントゴルフ』もほぼ欠かさず視聴していましたね

城達也さんのナレーションと川田太三さんの解説はオトナの世界でした♬
※今でもゴルフ解説については、川田太三さんを超える人はいないと想っています

その後、自身が「するゴルフ」に熱が入っていた頃は、週末になるとNHK-BSで早朝から中継されるPGAツアーの試合を毎週のように

そうそう、東京時代は日曜日の午後は昼酒を吞みながら、『小松原三夫のゴルフ道場』『中村雅俊・芹澤信雄のゴルフ熱中塾』『ゴルフ 尾崎兄弟・飯合に挑戦』も視聴して過ごすという自堕落な日々でしたね・・・苦笑

そして、前置きが大変長くなりましたが、瞬間的に最も熱を入れて観戦していたのが、コチラのスポーツです

『早明ラグビー神話の崩壊』 中尾亘孝 著 マガジンハウス

ラグビーに興味を持ったのは、早稲田大学の本城・吉野選手が大活躍していたシーズンですから、1980年前後のことだったでしょうか

中学生だった小生は、後に母校となる当時ヒール役だった紫紺のジャージではなく、ベビーフェイス役である臙脂のジャージに親近感を抱いていました

縁あって明治大学に進学すると、当時付属校あがり以外はほぼ全員が「ワセダ落ち」しているというコンプレックスも相まって、熱狂的な明治ラグビーファンへ転身

受験の仇をとってくれと言わんばかりで、文字通り狂ったように、観戦というより応援に駆けつけていました

当時は、八幡山グランドで開催される対抗戦の初戦にも足を運んでいましたね

本書にも似たような表現で紹介されていますが、当時は、

ワセダ ⇒ 身体が小さい ⇒ 努力・理論 ⇒ オープン攻撃 ⇒ アタックル ⇒ ヨコのワセダ

メイジ ⇒ 身体がデカい ⇒ イケイケ ⇒ FW戦に固執 ⇒ とにかく前へ ⇒ タテのメイジ

という構図が、タイトルにもあるとおり「神話」として語り継がれていました

実際、我々が現役時代(1985~1988)の頃は、ワセダFWの平均体重は80キロ前後、対する母校メイジFWは90キロ超で重戦車と称されていました

それが現在のラグビーでは、早明両校に限らず、FW平均体重は100キロ超が当たり前

ルールも大幅に変更が重ねられ、当時のラグビーとは戦術が全く異なるゲームとなってしまいました

この辺りは、私的に1987年にスタートしたラグビーワールドカップに真因があると見ています

コチラの本は1993年出版で、まさにその流れを受けて大学ラグビーのみならず日本ラグビーが変わらなければいけないと警鐘を鳴らすともいえる内容です

実際その2年後の1995年ワールドカップでは、オールブラックス相手に145失点という国辱とも想える恥ずかしい姿を全世界にさらすことになるとは・・・

2年前のワールドカップ日本大会からラグビーに興味を持った方にこそ読んでいただきたいアイテムです


早明ラグビー神話の崩壊
早明ラグビー神話の崩壊

そして、明日2021年12月26日は、早明両校が対戦する全国大学ラグビーフットボール選手権大会準々決勝を観戦するため日帰り弾丸で秩父宮ラグビー場へ馳せ参じます

※敬愛する後輩から届きました

おそらく、早明両校が12月に公式戦(定期戦<対抗戦>と選手権)で2度も対戦するというのは、史上初ではないでしょうか

歴史の証人になるためにも♬

なんだか番宣のような内容で恐縮ですが、ラグビーという楽しいスポーツに観る立場で興味を持っていただきたい、そんな想いを素直にお伝えして締めくくります

今回もお役に立てれば幸いです

こちらの記事も読まれています

この記事へのコメント

ViewCafeをフォローして
最新情報をチェックしよう!

こちらの記事もおすすめ