基本動作の大切さを痛感
歳をとったせいか?仕事柄なのか?やたらと「接客」が気になります。
最近気になった接客をメモしておこうと思う。
残念なスターバックスのお兄さん
ある駅構内のスターバックス。
新幹線に乗る前に、カフェミストをオーダーしたところ、レジを担当する女の子の後ろから、トレイに試食のケーキを乗せたお兄さんが「抹茶はお好きですか?」と、抹茶のケーキの試食をすすめてきた。
オーダーは終わっている。
僕の接客をした女の子は、すでにカップを用意している。あとはカフェミストを作るだけだが、お兄さんは試食をすすめるのに必死。
ちょっとイライラしながら、ようやく商品が提供された。僕はカップを片手に改札へ歩き出したが、なんとカップの蓋がちゃんとハマってなく、中身が溢れてこぼれた。
イライラした僕は、そのまま一口も飲まずに、ゴミ箱に捨てた。もう二度とこのスターバックスは利用しないな。
新商品をオススメするのはいい。
しかし、それはスムーズなオペレーションの流れの中で、スマートに行わなきゃいけない。
新商品をオススメしたいばかりに気を取られ、提供は遅れ、さらに作業は雑。
そんな流れで、勧められた新商品の印象なんて、かえって悪くなる。
高級ホテルの鮨屋さん
お昼にちょっとだけ鮨がつまみたくて、フラッと立ち寄り、カウンターを希望。
すると、僕を見た目で判断したんだろう、一番奥の席まで、追いやる。
本当は板前の目の前の席がよかったし、店内はまあまあガラガラだった。
で、おまかせでオーダー。
一貫ずつ、数歩歩いては提供されるし、僕の様子なんか気にできないので、提供するペースと食べるペースが噛み合わず、イライラする。
隅っこの席なので、ガラスケースも見えず「これ握って」っとオーダーすることもできない。
お会計の時に、部屋づけでお願いして、部屋番号を聞いて時に店の人の顔色が変わるのがわかった。
僕がインペリアルスイートの宿泊客に見えなかったので、カウンターの隅っこに通したってことですね・・・笑
いずれのケースも、目の前の自分のことに必死で、お客様である僕に意識が向いてないんだなぁ〜
基本動作の大切さは、目の前の作業を無意識にできるようになって、その分の意識をお客様に向けるためにある。
Copyright © 2017 読+書+遊=学 All Rights Reserved.
この記事へのコメント