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  • 脚本家の視点
  • 映画やシナリオの作り方の視点から、日々のもやもやを取り除いたり、行動したいと思えるようなきっかけになる記事を発信していきます。

なんで出来ないの、と責めるより、褒めるところをさがそう!

一日ぼーっと過ごしてしまうと、「もったいなかった」「もっとやるべきこと、やれることがあったのに……」と自分を責めてしまう人!

ぼーっとする時間も大切で、ぼーっとしてしまうのにも理由があるはずです。

責めてばかりいるとしんどくなりますので、自分を褒める習慣をつけてみてはいかがでしょうか。

良かったところを見つめましょう

脚本を描いたときに「主人公があまり行動していない」「葛藤が弱い」などいろいろとグサグサ心に刺さる言葉をもらうこともあります。でも言われたことは確かにそうだな、と思うものばかりなので自分なりに再考してお話しを練り直します。

ここで「自分は上手に描けないからダメなやつだ」「才能がないんだ」と思ってしまうと、脚本を描き続けるのが辛くなって辞めてしまう可能性もあります。

そこで褒められたところにも注目するのです。「セリフが上手」「現代を表している」という言葉をいただいたら、そこが自分の強みなんだと認識し、そこを伸ばしていくように努力すると、自分らしさの出た上手な作品も描けるようになってくるのです。

自分自身を育てるときも子育て中にも良いところを

一日の終わりに手帳などに『今日の良かったところ』を10個書いてみるのはいかがでしょう。

「きちんと挨拶できた」「丁寧に字が書けた」など小さいコトでもかまいません。毎日書いていると自分自身を肯定できるようになり、ポジティブな考え方になっていきます。

これはお子さんにも応用できます。

なかなか野菜を食べない、すぐに集中力が切れる、といったダメなところが目についてついつい注意することが多いかもしれません。しかし、どんなお子さんにもよいところは必ずあります。野菜を食べなくても食べようと努力している姿や、どんなときにも人見知りせずに話しかけることができるなど、よく見ていると褒めるべきてんはたくさんあるはずです。

そういったお子さんの良いところを常に声に出して褒めてあげましょう。

そうするとお子さんの態度や表情も変わってきますので、小さいことでもいいのでどんどん褒めてあげていってください。

このように自分自身を褒めるクセがついたら、ぼーっとする自分でも認められるようになります。「週の前半は忙しかったから、こういう日が必要なんだな」「今ぼーっとすることで、明日からまた頑張れる」という気持ちになってきます。

どんな自分でも無駄なことなんてありません。自分自身を大切に扱ってあげてくださいね。

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