「肯定的に関わり」ながら、いつもYESを出しているのは、たった1つ。

市川弘美

「子どもに肯定的に関わりましょう」
「まずは、子どもを肯定しましょう」

こんな一文をどこかで読まれたことはありますか?

子どもを肯定する、というとなんだか何でもYESを出さなくてはいけないのかなーと思ってしまいます。

トマトたべたくない!
プール行きたくない!
お風呂まだ入らない!
おうちに帰りたくない!

子どもの「イヤイヤ」ぜ~んぶにYESを出して「いいよ~」と言っていたら、生活がまわらなくなってしまって、たいへんです。
こんなときは、共感してあげるといいですね>>>>>。

それに、子どもの言うこと、どこまで聞けばいい?
ここは、迷うところですよね。

いつもYESを出すのは、たった1つ、

こどもが「甘える」とき。

ご飯のときに「お茶とって」
宿題するときに「えんぴつ とって」
朝でるときに「ぼうし とって」
お風呂あがりに「パジャマだして」

ムスコは小4なのでこんなことを言います。
100%YESとまではいかないけど、できるときは、手をかすかんじです。

幼稚園くらいだと

ベビーカーがあっても「抱っこ」
スプーンがつかえても「食べさせて」
Tシャツが着れるのに「着させて」
1人でできるのに「トイレきて」

えー自分でできるのに。手がかかるうえに、もっと手がかかってたいへん。できるのに「いいよ~」てやってあげると、キリがなくない?

えっと。。。キリがないとそのときは思うけど、手を貸したあとは、満足してすーーっと離れていきますよ。

なぜなら、
子どもが充電します。
子どもが安心します。

ママという安心基地で充電できると、そこからその子なりに羽ばたいていけますものね。

子どもって、甘える・離れる、甘える・離れる、のくりかえしで成長していくんですね。
小4ムスコがいうことと↑、幼稚園の子がいうことは↑、ちがいます。ちゃんと成長しているということかな(^ ^)

甘えさせることは、やっぱり大切。
甘えられることは、子供にとって生きているあかしのようなものです。
チョットおおげさに聞こえるかもしれないけど、わたしはそんなふうに感じました。

いっぱい甘えさせて(甘やかしではなくて)、子どもに安心感と自立心の土台を育てる甘えさせ方は、こちら>>>>>でお伝えしています。

それと、子どもが話していることは、肯定もしないけど、否定もしません。それについては、べつの記事でお伝えしますね。

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市川弘美

茶道の楽しさや「和」への感性、そして侘び寂びの「美」について、「茶の湯」のことを分かりやすい表現で文章にし、読者の皆さまへお届けします。

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