高校生の子どもをまったく認めていないことがわかりました。

市川弘美

【子どもを認めていなかった】

『高校生の子どもをまったく認めてあげていない事が
 わかりました。』
『自分自身から変わらないといけないと思いました。』

M.K.さん。

「子どものやる気と親の関わり方」
セミナーに参加されたM.K.さんのご感想です。

子どもの現状と、
親の「ここまでできてほしい」ところとに、
ズレがあるのだと思います。

子どもができているところまでを認めると、
そこから子どもは伸びていきます。

夏休みの宿題を例にとると、

子どもは、1日3ページドリルをやった場合。

親は、1日5ページできるでしょ、と思い、
「まだ2ページあるでしょ」と言うと、
その場では言われてしぶしぶやるかもしれないけど、
自分からやったことにはなりません。
こういう場合は、次につながりません。

親が、「3ページ終わったね」
と認めると、
子どもは、
「うん、そう。」とうなずいたり、
「あと2ページあるからやる」と自分からやったり
「続きは明日」と決めたり。

大切なことは、自分で考えて、
するもしないも自分で選択して決めて、
決めたことを自ら実行すること。

そのときどきで、
子どもの現状や、
昨日よりほんの少しでもプラスになっているところ
を認めていくと、
自主性が育ちます。

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市川弘美

茶道の楽しさや「和」への感性、そして侘び寂びの「美」について、「茶の湯」のことを分かりやすい表現で文章にし、読者の皆さまへお届けします。

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