「ありがとう」のちから
「ありがとうございます」
お茶の稽古でも、「ありがとうございます」は何度も伝える場面があります。
●稽古前にご挨拶で、先生に
「いつも、ありがとうございます」
「先日は、ご一緒していただき、ありがとうございました。」
●お茶をいただいて、亭主(お茶を点ててくださる方)に
「美味しくちょうだいいたしました。ありがとうございます」
●稽古の終わりに、先生に
「お稽古ありがとうございました」
この他にも、お手伝いをしてもらったり、お菓子や座布団を回してもらったり。。。ちょっとしたことは、2時間ほどの稽古中に何度もあるんですよ。
何かしてもらって「ありがとうございます」は、当たり前のことなんですけどね。でも、
「ありがとうございます」は、言えば言うほど、気持ちが明るく温かくなります。
言われれば言われるほど、もっと何かお役に立ちたい気持ちがわいてきます。
そして「ありがとうございます」の積み重ねは、信頼関係をつくってくれますね。
わたしは、落ち込んだりモヤモヤしたことがあると、この「ありがとう」の気持ちを思い起こします。
すると、不思議と落ち着くんですよねー。
日々過ぎていく中で、嬉しいこと、悲しいこと、楽しいこと、イヤなこと、色々ありますよね。
気持ちをフラットに保てない時は、「ありがとう」の気持ちを思い起こすか、小さなことでも、目の前の相手に感謝を伝えると良いですね。
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