京セラフィロソフィ
誰にでも苦手なものはあるかと存じます。
納豆がどうしてもだめ、トマトが食べられない、コーヒーが美味しいと思えない・・・
蕎麦や卵等に代表されるように、アレルギー反応から、そもそも食べられないケースもあるでしょう。
以前、こちらのコラム[https://books.view.cafe/liberal/402/]で紹介した森信三先生は、
「読書は心の食物」
という名言を残されています。
しかしながら、読了後、体調を崩したり、落ち込んでしまったり、虚無感に苛まれたり、アレルギーを引き起こしたり・・・
そのような読書体験、ありませんか?
実は、小生にとって、そんな類の著者がいらっしゃいまして・・・
この方の手にかかれば、瀕死の企業も再生してしまうというカリスマ経営者、京セラ創業者の稲盛和夫さんです。
自身、稲盛さんの本を読み始めたのは、もう20年ほど前でしょうか。
今回、実家の書棚を覗いてみると、目に入ってきたタイトルは、順不同で恐縮ですが、
『心を高める、経営を伸ばす』
『生き方』
『成功への情熱』
『「成功」と「失敗」の法則』
『稲盛和夫の実学』
『稲盛和夫の経営問答 高収益企業のつくり方』
『アメーバ経営』
・・・・・・
共著モノをカウントすると、二桁に到達しているかもしれませんが、小生、これらの著書を読了して、ポジティブな気持ちになった記憶が無いのです。
もちろん、塾主として仰がれている、有能な経営者が沢山いらっしゃることも承知しております。
お客様にも、信奉者が少なからずいらっしゃることも弁えております。
その一方で、偉大な経営者として並び称される松下幸之助翁は、大好きなのですね。
その理由を考えてみると。幸之助翁ご自身も仰っていますが、「可愛げ」があるか否かが大切なのでは・・・
そんな気がしています。
まあ、お二人とも直接お会いしたことはありませんので、あくまで勝手な印象なのですが・・・苦笑
今回、ご紹介した『京セラフィロソフィ』。
実は、取引先の社長さんから4年ほど前にいただいたアイテムでした。
自身、10年近く稲盛さんの著作から離れていましたが、一読して、アレルギー反応を抑えるのに必死でしたね。
これは、ある意味、「哲学」というより「宗教」のようなものかもしれません。
そういえば、稲盛さんは65歳で臨済宗妙心寺派の仏門に入られ、得度されていますが、小生の実家も臨済宗妙心寺派の檀家でしたね・・・爆
はい、自身は、アミニズム信仰ですので・・・笑
何れにしても、合う、合わないは、読み手次第と言えるかもしれません。
次回は、反動で、幸之助翁の特集だったりして・・・苦笑
今回はお役に立てればというより、ご参考いただければ幸いです。
ではでは。
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