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  • 詫び・寂びの視点
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時計のない部屋で過ごして、ふだん聞こえない音や見過ごしてしまうものに気づく大切さ

毎日時計を何回見るでしょうか。
時計を見ないで、時間を気にしないで、何かをすることはありますか?

 

茶室には、時計がありません。
千利休の時代、時計はなかったですからね。

私もこれまでずっと、時計のない茶室で稽古をしてきました。

時計のない部屋で過ごすと、

・ご一緒している人のお話がよく聞こえ、話がよく分かる。
・自分の点前の稽古に集中できる。

・釜の湯が沸く音が聞こえる。
・お水を汲む音、お茶碗にお湯を注ぐ音が聞こえる。

・かすかなお香の香りを心地よく思い
・和菓子の甘さが優しく感じる。

・手にもつお茶碗のザラつきを感じる。
・掛け軸の墨蹟(墨で書いた文字)の”にじみ”に見入る。

こんなふうに、ふだんは聞こえない音が聞こえたり、見過ごしてすまうようなもの気づいたりします。

時計のない部屋で過ごすと、五感が冴えわたるんです。

 

「時を忘れて」という言葉のとおり、茶室の中で起こる一つ一つのことに、真の意味で集中できます。

すると、稽古のあと、どうなるでしょうか?

 

頭の中は空っぽになり、心は軽くなって、リフレッシュされます。

考えていたことやモヤモヤしていたことが、まことにスッキリ!

これだから、お茶ってやめられないんです~♪

 

何かに無我夢中になったあと、スッキリしたわーという経験、あるんじゃないでしょうか。

つい駆け抜けてしまう毎日、ちょっと立ち止まって、五感が冴えわたるひと時を過ごしてみませんか?

 

 

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