和菓子に学ぶ「奥ゆかしい華やかさ」
お茶の稽古では毎回、生菓子をいただきます。
お茶では「主菓子(おもがし)」と言います。
四季折々の趣向を凝らした主菓子は、見ているだけで楽しめますね。
※神戸風月堂製「あじさい」
主菓子の特徴は
・見た目に美しく華やか
・主張しすぎないけど、「それ」と必ず分かる。
つまり、華やかなのに、控えめ。
それって、けっこう難しくないですか?
華美になると「ドヤ!」感が出たり。
主張しないと、何者か分からない。
人も物も、往々にしてこんなふうに陥りがちですよね。
「華やかなのに、主張しすぎない」そんな奥ゆかしさがあるのが、「和」の素晴らしいところ。
和菓子の控えめな華やかさは、わたしたち日本人の感性に響く、本物の美しさですね♪
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