宿題の習慣を根づかせるには

市川弘美

この記事で原坂一郎さんが講演会でお話しされた「認める」についてお伝えしました。

子どもが宿題をしていることを「認める」には何て声をかけたらいいでしょう。

例えば漢字帳2ページの宿題が出て、半ページのところまできて、
もしも子どもが休憩したら、

◇「まだ半分しか終わってないじゃない。」
◇「あと1ページ半あるからがんばってね」
は、励ましているようで、実はできてないところを指摘しています。

○「半ページできたね。」
が認めるということです。

認めるとは、「やって当たり前のことを、やったときに、言葉で」ですからね。

それは、2ページのうち1ページ半終わった時点でも同じです。

◇「あと半ページね、がんばって。」
◇「あと少しなんだから、やっちゃいなさい。」
は、残りどのくらいあるかを、子どもに言っています。
(子どもは言われなくても分かってると思いますが。)

○「1ページ半終わったね。」
が認めることです。

子どもは、自分を見ていてくれる実感があると安心でき、やる気が出て次に進んで行けるんです。


小学校に入ると毎日宿題が出ますよね。
この習慣は、幼稚園とはまったく違う新しいものです。

新しい習慣を取り入れて根づかせるのは大変です。
それに、低学年のうちはまだまだお母さんが宿題をみてあげなくちゃいけないですよね。

宿題のとき「認める」を、毎日実践していきましょう。
私も続けていきますね。
毎日の積み重ねが、習慣をしっかりと根付かせることになります!

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市川弘美

茶道の楽しさや「和」への感性、そして侘び寂びの「美」について、「茶の湯」のことを分かりやすい表現で文章にし、読者の皆さまへお届けします。

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