子どもは、親の思ったとおりではなく言ったとおりに行動する法則

市川弘美

いつもありがとうございます。

甘やかさないで優しいママになる!専門家

親子の会話アドバイザー 市川弘美です。

『子どもは、親の思ったとおりではなく言ったとおりに、行動する法則』

まずは、昨日のの我が家の会話を暴露しちゃいます><

朝、私は息子のお弁当を作っていました。

「温かいのが食べたい」というのが、息子のかねてよりの希望。

子「あったかくないからイヤだ。あのバッグ保温できない。」

母「バッグでは無理みたいねー。じゃぁ、魔法瓶のお弁当にする?」

父「それにしたら、どうせまた「重たいからイヤだ」って言うだろ。不満ばっかり言うんじゃなくて、見方や考え方を変えなさい」

子「・・・もぉいい! パパうざい!」

image

※運動会の日のお弁当

一言一句はおぼえていないんですが、途中で夫がこんなふうにヨコヤリを入れたんです^^;

そしたら、息子はウザイと言ってだんまり。。。

よくあると言えばよくある会話かな。

夫(父)の言うことは、ごもっとも!正論ですね。

ただ1つだけ私が引っかかったのは、

「どうせまた「重たいからイヤだ」って言うだろ」の部分。

まだそうなってもいないのに、決めつけていると思うんです。

(夫には「決めつけてないよ」と反論されそうダ^^

夫の名誉のために言っておきますが、とっても優しいひとです♡)

話を元にもどして、

こういう場合、往々にして、

「どうせまた「重たいからイヤだ」って言うだろ」

と親が言うと、

「重たいからイヤだ」

とその場面になったとき、子どもは決まって同じセリフを言います。

「ほら、だから言っただろ、考え方を変えなさいと」

と親が子どもを諭します。

あ、ここからが本題です。

これはですね。。。

「どうせまた「重たいからイヤだ」って言うだろ」

親のこのセリフが、子どもに同じセリフを言わせているんだなと。

コレはわたしの読みです^^

心理学では

「人は言われた言葉は強化される」

というのがあります。

言い換えると

「子どもの耳からインプットされた言葉は、行動となってアウトプットされる」

という1つの見方ですね。

「どうせ「重たいからイヤ」って言うだろ」という言葉も、

「重たいのに頑張って持って行って関心カンシン♪」という言葉も、

どちらも子どもにはインプットされるんですね。

そしてインプットどおりの行動になるという。

あー!

子どもに考え方を変えろという前に、親が子どもの耳にインプットする言葉を変えたほうが良さそうです(;^_^A

気をつけなきゃ~♪

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市川弘美

茶道の楽しさや「和」への感性、そして侘び寂びの「美」について、「茶の湯」のことを分かりやすい表現で文章にし、読者の皆さまへお届けします。

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